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9月の全米オープンを最後に惜しまれつつ現役を引退したアンドレ・アガシ。その輝かしい功績を辿るスペシャル・プログラム「アンドレ・アガシ“伝説”の軌跡」にナビゲーターとして出演される金子昇さんに、アガシの魅力、金子さんとテニスについて聞いてみた。 ---まず、なぜアガシに惹かれたのでしょうか? (写真を見つつ、開口一番)このラケットとファッション、懐かしいですね!髪型は真似できませんでしたが、その他のアイテムは揃えたなぁ。そうですね、アガシはアスリートとしての魅力、例えばプレーやビジュアル、カリスマ性などもそうですが、一番は人間性ですね。表情が豊かということもあったと思います。 ---金子さんにとって、一番印象に残っているアガシは何でしょう? ちょうど僕がアガシのファンになったころは、振り回されて、負けている印象がありますね。良いところまで勝ち上がって、サンプラスにやられてしまったりとか(笑)。強くなってからは、グランドスラムでのやる気溢れるプレーが思い出に残っています。ヒョコヒョコと膝を曲げずに歩く姿も印象的ですね(笑)。 ---ご自身のテニスと重なるようなところはありますか? 走り回ってボールに食らい着いていくところなんかは似ているかもしれませんね。 ---数々の記録の中で、一番凄いと思うのは? それは最年長世界1位でしょう!33歳、ちょうど今の僕くらいの歳で世界の頂点に立つなんて、並のことではないですよ!もちろん、その他の記録も賞賛に値しますね。 ---金子さん自身もテニスをされるということですが、中学で初めてラケットを握られたんですよね。 そうです。その時は軟式テニスの試合に出ました。実は道具を使った球技が得意で、小さい頃はプロ野球選手に憧れて野球をやっていましたし、それでラケットスポーツの感覚が分かったというか。硬式テニスを始めたのは高校に入ってからです。 ---高校ではどのようなテニスライフだったんでしょうか? 真剣にテニス部で頑張るのと掛け持ちで、テニスクラブのインストラクターのバイトもしていました。高校のときは県大会で3位とかベスト4に入るくらいの腕前はありました。しかし、九州大会に行ったとたん、周りのレベルの高さに愕然としましたね。柳川高校の選手と打ち合ったこともあるんですが、ビックリするほど球が重くて上手だったのを覚えています。 ---プロになることなどは考えられましたか? はい。でも、高3のときに怪我をして思うような成績が残せず、断念しました。大学では草大会にダブルスなどで出場していました。大学生のときは長崎から東京に来て、全日本テニス選手権を観戦したこともありますよ。 ---好きな選手のショットを真似されていたということですが、得意なショットがあれば教えてください。 グラフのスライスですかね。グラフのショットは、普通よりも回転をかけるために余計に横にスイングをしていたのが印象的ですね。レンドルの詰まった感じのバックハンドもやりましたね。 ---グラフといえばアガシと結婚しましたが、ファンとしてはどうですか? そりゃ、僕が好きな選手同士がくっついたんだから、言うことなし。大歓迎ですよ! ---最近のテニスについて、何かご感想はありますか? フェデラーは強いですね!負けるイメージがないですもんね。 ---最後に、アガシに一言お願いします。 『お疲れ様、ありがとう。』と言いたいですね。 <プロフィール> 金子昇(かねこ・のぼる) 1974年10月18日 長崎県生まれ。百獣戦隊ガオレンジャーのガオレッド役で一躍脚光を浴び、その後もテレビ・映画で様々な話題作に出演。オスカープロモーション所属。 |
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