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全仏オープン2008特集 TOP

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2008年大会の見所
ローランギャロスが会場になってから80周年を迎える今年の全仏オープンテニス。目に鮮やかな赤色のアンツーカのコートで、色とりどりのテニスウェアをまとった選手たちが熱戦を繰り広げる。

大本命ナダルを止めるのは?

男子シングルスでは、大会史上3人目、オープン化以降ではビヨン・ボルグ以来2人目となる4連覇という偉業達成にクレー王ラファエル・ナダルが挑む。今年はシーズン開幕から優勝に見放されていたナダルだが、前哨戦のハンブルグ・マスターズでロジャー・フェデラー、ノヴァーク・ジョコビッチの両者を下し、「世界1位と今季のベストプレイヤー両方に勝っての優勝だから、全仏オープンに向けて自信がついた。」と、叔父トニ・ナダルとのコンビで臨む4度目のローランギャロス制覇に向けて鼻息が荒い。

一方、王者ロジャー・フェデラーは全仏オープン初制覇に向けて、ホセ・イゲラスを新コーチに迎えた。イゲラスは過去、マイケル・チャンやジム・クーリアといった名選手をローランギャロス制覇に導いた名コーチ。生涯グランドスラム達成を切望するフェデラーが、イゲラスの手腕でどのような結果を出すのかに注目が集まる。

今年、全豪オープンで自身初のグランドスラム優勝を果たし、上位2人を脅かす選手としてますます存在感を増してきたジョコビッチ。ローマでは自身初のクレーコートのマスターズ・シリーズ制覇を成し遂げ、全仏オープンでも勝てる実力があることをフェデラー、ナダルに見せ付けた。この勢いで長らく続いた2強時代を崩壊させ、3強時代への流れを加速させていくのだろうか。

また、ナダル、ジョコビッチと同世代のリシャール・ガスケ、ジョー-ウィルフリード・ツォンガら地元フランス勢にも期待がかかる。ヤニック・ノア以来の地元勢による全仏オープン制覇を待ち望むパリの観客の後押しでどこまでいけるか?こちらにも注目したい。


エナン不在のトーナメントを制するのは誰だ?

女子シングルスでは、3連覇中だったジュスティーヌ・エナンが大会直前に現役引退を表明し、ディフェンディング・チャンピオン不在で迎える今年の大会は、新「土の女王」の誕生に期待がかかる。

エナンの引退によって世界ランク1位に返り咲いたマリア・シャラポワは、2004年のウィンブルドン、2006年のUSオープンに続く自身3個目のグランドスラムタイトルを今年の全豪オープンで獲得し、生涯グランドスラム達成にリーチをかけた。
クレーコートは苦手とされていたが、昨年の全仏オープンでは肩の痛みをこらえつつベスト4まで勝ち上がり、今年4月にはアメリア・アイランドでキャリア初のクレーコート大会優勝を果たすなど順応してきており、今年はもう1つ上のステージを狙ってくるだろう。

そして、アナ・イバノビッチ、イェレナ・ヤンコビッチのセルビア・女子コンビにも注目したい。
昨年の全仏オープンで初めて四大大会決勝に進んだイバノビッチは、その決勝では序盤から調子を崩して、エナンの前に自滅してしまった。しかし、今年は全豪オープンで2度目のグランドスラム決勝に駒を進め、敗れはしたものの優勝したシャラポワと互角の戦いを演じ、大舞台でも実力を発揮し始めた。
ヤンコビッチは、今年の全豪オープンを含めて3度のグランドスラム大会でベスト4入りを果たしており、初の四大大会での決勝進出も目前だ。今年は前哨戦のイタリア国際で2連覇を成し遂げ、順調な仕上がりを見せている。

2人合わせて四大大会14勝を誇るウィリアムズ姉妹も侮れない。
妹のセリーナは今年すでにツアー3勝をあげ、シャラポワと共に今季のツアーを牽引している。注目したいのは、昨年の四大大会のうち、全豪、全英、全米の3大会の準決勝でセリーナの壁となっていたエナンがいなくなったこと。天敵がいなくなったことで、セリーナの更なる上位進出の可能性が大きくなった。
姉のヴィーナスは4月、健康上の問題を理由にツアー離脱を発表していたが、前哨戦のローマで復帰してベスト8まで勝ち進んでおり、全仏に合わせて調整を進めている。

このところ大躍進を遂げてきた若手にも目を向けてみたい。ニコレ・バイディソバ、ヴィクトリア・アザレンカ、アグネス・サバイ、アグニエシュカ・ラドワンスカ、アリス・コルネの5人は、現在ランキングトップ20以内の10代の選手である。魔物が棲むというローランギャロスでは、他の選手の脅威となるだろう。


エース杉山と車いすの国枝に期待

そして、日本勢では杉山愛、森上亜希子、中村藍子、森田あゆみが本選からスタートを切る。特に杉山は、四大大会56大会連続出場と歴代最長記録を更新中で、今大会ではキャリアの集大成として上位進出も期待したい。ダブルスでは、2年連続準優勝と悔しい結果に終わっており、今季2勝を飾っているカテリーナ・シュレボトニックとのコンビで、3度目の正直といきたいところだ。
車いすテニスの部では、昨年グランドスラムを達成し、今年の全豪オープンも制した男子世界ランク1位の国枝慎吾や、ベテランの斎田悟司、八筏美恵らの活躍に注目したい。来たる北京パラリンピックを前に、メダル候補達の戦いからも目が離せない。




第1日
アナ・イバノビッチ/ノヴァーク・ジョコビッチ/グスタボ・クエルテン
画像提供: Getty/AFLO
大会1日目の見所 / クエルテンが有終の美を飾るか?

いよいよ開幕する2008年の全仏オープン。赤土の覇者を目指しトップ選手達がしのぎを削る、熱く長い15日間が今年も始まろうとしている。

センターコートの第1試合に登場するのは、昨年の女子シングルス準優勝者であるアナ・イバノビッチ。エナン不在で混迷としているトーナメントの賜杯の行方を占う意味でも、優勝候補の1人である彼女がどういった滑り出しを見せるかに、注目が集まる。

続く第2試合に登場するのはノヴァーク・ジョコビッチ。今年の全豪オープンで初のグランドスラム・タイトルを獲得し、前哨戦でもあるローマ・マスターズでも優勝するなど、今季絶好調の選手だ。今大会でも活躍し、フェデラー・ナダルの2強時代に終止符を打てるのか?その初戦に注目したい。

そして、第3試合に登場するのが、今季限りでの現役引退を表明しているグスタボ・クエルテン。過去3度の全仏オープン・チャンピオンに輝き、グーガの愛称でパリ市民に愛されてきた男が生涯最後のレッドクレーに臨む。

本日最後となる第4試合には、地元の期待の星のアリス・コルネが登場する。昨年の全仏オープン・ジュニアシングルのチャンピオンで、今季のクレーシーズンでも躍進を果たした彼女を「赤土の魔物」はどう迎え入れるのだろうか?

今日の他の1回戦には、1998年の全仏王者であるカルロス・モーヤや2006年に弱冠17歳でベスト4になったニコレ・バイディソバらが登場する。
第2日
森田あゆみ
画像提供: Getty/AFLO
2日目大会見所 / 森田あゆみが赤土デビュー戦

大会第1日のセンターコートに登場した優勝候補のセルビア勢の2人、女子第2シードのアナ・イバノビッチと男子第3シードのノヴァーク・ジョコビッチが順当に駒を進めた一方、一昨年ベスト4の二コレ・バイディソバが初戦で姿を消した。また、グーガの愛称でパリの観客に愛された、元覇者のグスタボ・クエルテンの感動的な引退セレモニーが行われるなど、波乱と感動に満ちた初日を終えた全仏オープン初日。その第2日も男女シングルス1回戦が予定されている。


女子シングルス1回戦
森田あゆみ 0 - 0 アグネス・サバイ
森田あゆみ 過去の
対戦成績
アグネス・サバイ(12)
女子シングルスの第1試合に登場するのは、日本の期待の若手、森田あゆみ。 4月には自己最高の97位を記録し、ランキングトップ100に入れる実力をつけてきている彼女の全仏オープンデビュー戦の相手は、第12シードのアグネス・サバイ。格上相手に森田がどこまでいけるか注目したい。

男子シングルスでは、王者ロジャー・フェデラーとクレー王ラファエル・ナダルが初戦に臨む。スザンヌ・ランランコートの第2試合に登場するフェデラーの相手は、世界ランク40位のサム・クエリー。悲願の生涯グランドスラム達成のためにも、初戦から勢いに乗りたい。 一方、センターコートの第3試合に登場するナダルは、世界ランク76位のトーマス・ベルッチと1回戦を行う。2005年の全仏デビュー以来21連勝と、無敵のクレー・キングの初戦に注目が集まる。

この他にも、男子シングルスに地元期待のリチャード・ガスケや、全豪オープンファイナリストのマルコス・バグダディスとフェルナンド・ゴンサレスが登場。女子シングルスでは、優勝候補の一角である第3シードのイェレナ・ヤンコビッチ、元女王のアメリ・モレスモらが初戦を迎える。
第3日
中村藍子/杉山愛/森上亜希子
画像提供: Getty/AFLO
3日目大会見所 / 日本女子3選手が登場

途中から降り出した雨により、予定していた試合の半分しか消化できなかった大会2日目。日本の18歳、森田あゆみが第12シードのアグネス・サバイに接戦の末に敗退したものの、世界に通用するポテンシャルを見せた。王者ロジャー・フェデラーは万全の仕上がり具合で1回戦を勝利、悲願達成へ向けて第一歩を踏み出した。

3日目は中断した試合も含め、合計72試合が予定されている。

女子シングルスには、日本勢の3人、杉山愛、森上亜希子と中村藍子が初戦に臨む。第31シードの杉山はアラ・クドリャフツェワと対戦。14年連続出場となるベテランが、どう初戦に臨むのか注目したい。森上はチェコの18歳、ペトラ・クヴィトバを迎え撃つ。ランキングでは森上が上だが、若い力は侮りがたい。そして中村は、第4シードのスヴェトラーナ・クズネツォワと対戦する。波乱を好む「赤土の魔物」を味方につけて、大番狂わせを期待したい。

男子シングルスは、昨日の雨によって試合が流れたクレー・キング、ラファエル・ナダルが初戦に臨む。また、世界ランク5位のダビッド・フェレールや、元王者のフアン=カルロス・フェレーロら、スペインのクレー巧者たちが初戦を迎える。赤土の上で圧倒的な存在感を持つ彼らの仕上がり具合に注目したい。

この他に注目したいのが、女子シングルス第1シードのマリア・シャラポワ。生涯グランドスラムに手をかけた「ロシアの妖精」が赤土に舞い降りる。男子シングルスにはベスト4の常連組の第4シード、ニコライ・ダビデンコや、元王者のレイトン・ヒューイットらが初戦を迎える。
第4日
マリア・シャラポワ/ラファエル・ナダル
画像提供: Getty/AFLO
4日目大会見所 / 男女の本命が登場!

降り続く雨の影響により、2日目に予定されていた試合の一部を持ち越した3日目だが、天候が不安定にまたしても試合進行が遅れた。この日の1回戦には、日本勢の中村藍子と杉山愛が登場。杉山はアラ・クドリャフツェワをフルセットで下し、2回戦に進出した一方、中村はスヴェトラーナ・クズネツォワに完敗し4年連続で初戦敗退となった。

大会4日目は、引き続き男女シングルス1回戦の残りの試合と、2回戦の一部が始まり、計74試合が予定されている。

センターコート第1試合に登場するのは、女子世界ランク1位のマリア・シャラポワ。第1シードとして臨む今大会には、生涯グランドスラムの大記録もかかっており、昨年の4強を越えたいところ。初戦が大事と言われる四大大会の1回戦をどう迎えるのか、全世界が注目している。

第2試合にはクレー王ラファエル・ナダルが再開試合を行う。雨のために前日のトマス・ベルッチとの1回戦はわずか2ゲームで中断、今日に持ち越しとなった。4連覇に向けて、パリの雨も吹き飛ばす快勝に期待したい。

この他で注目選手は、元王者レイトン・ヒューイット。長びく臀部の故障から立ち直ってきた彼は、どんなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか。 女子シングルスには、昨日の試合が雨で流れた森上亜希子が登場。また、昨年の全仏ジュニアチャンピオンで、地元期待の星アリス・コルネが2回戦に臨む。
第5日
杉山愛
画像提供: Getty/AFLO
5日目大会見所 / シングルス2回戦に突入!

4日目が終了したところで、ようやく全ての男女シングルス1回戦を消化することができた今年の全仏オープン。男子では大会4連覇を目指すラファエル・ナダル、元王者のレイトン・ヒューイットらが2回戦に進出している。女子では第1シードのマリア・シャラポワが、同胞の若手によもやの苦戦を強いられるも初戦を突破した。

大会5日目は男女シングルス2回戦とともに、男女ダブルス1回戦が予定されている。


男子シングルス2回戦
ニコライ・ダビデンコ 3 - 2 マラット・サフィン
ニコライ・ダビデンコ
(4)
過去の
対戦成績
マラット・サフィン
男子シングルスでは、4日目に一足先に3回戦進出を決めたノヴァーク・ジョコビッチを除く上位陣が2回戦を迎える。注目は、第4シードのニコライ・ダビデンコ対マラット・サフィンのロシア勢新旧トップ対決。過去3年で2度の全仏4強入りしているダビデンコだが、一方のサフィンは四大大会で2度の優勝に輝く元世界ランク1位。早くも2回戦で実現した好カードの勝敗の行方やいかに?

女子では、日本勢で唯一初戦を勝ち抜いた杉山愛が3回戦進出を目指してベラルーシの19歳、オルガ・ゴヴォルツォバと対戦する。両者は初顔合わせだが、経験に勝る杉山が若い力にどう対処するのか注目だ。また、4日目に2回戦を勝ち上がった第2シードのアナ・イバノビッチを除く上位シード勢も2回戦に臨む。

この他で注目したいのは、地元期待のアリス・コルネ。前日に行った2回戦はファイナルセット3−3の時点で日没中断となっており、フランスのアイドルが生き残りをかけて再度登場する。また、男子ではセンターコートで地元のベテラン、ファブリス・サントロと第5シードのダビッド・フェレールの試合が行われる。「コートの魔術師」サントロが地元の声援をバックに、どのようなプレーを見せてくれるのか?こちらも楽しみだ。
第6日
ノヴァーク・ジョコビッチ/ラファエル・ナダル
画像提供: Getty/AFLO
6日目大会見所 / 上位進出へのサバイバルレース開始!

不安定な天候の中、5日目が終了した全仏オープン。「赤土の魔物」に魅入られたプレイヤー達が会場を後にするなど、上位陣も明暗が分かれてきた。男子では第6シードのダビッド・ナルバンディアン、第7シードのジェームス・ブレークが、女子では第6シードのA・チャクエタゼが2回戦で姿を消した。

大会第6日目は、男女シングルス2・3回戦に加え、男子ダブルス1・2回戦と女子ダブルス1回戦、さらにミックスダブルス1回戦が予定されている。

男子シングルスには、第2シードのラファエル・ナダルと第3シードのノヴァーク・ジョコビッチの3回戦がスザンヌ・ランランコートで予定されている。ここまで抜群の安定感で勝ち上がってきた2人だが、準決勝で対峙することになるライバルの前でどういった試合を見せるかに注目したい。

女子シングルスでは、第1シードのマリア・シャラポワが日没順延となった2回戦に臨む。他の上位陣がすでに3回戦に突入している中、コンディション面で遅れをとらないためにも、長引かせることが許されない試合だ。
また、フランスの期待を集める18歳のアリス・コルネは3回戦突破を目指す。

この日は、日本のエース杉山愛のダブルス初戦も予定されている。準優勝した昨年に引き続きカテリーナ・シュレボトニックとのペアで臨む今大会は、第2シードと上位進出が十分望めるドローになった。世界のトップペアとして定着したこの2人からも、目が離せない。
第7日
画像提供: Getty/AFLO
7日目大会見所 / 男女第1シードが3回戦に登場

晴天に恵まれた大会6日目のローランギャロスでは、女子シングルス3回戦で、ウィリアムズ姉妹の2人、唯一の優勝経験者のセリーナ、ヴィーナスが揃って敗れる波乱が起きた。

大会第7日目は男女シングルスの3回戦と男女ダブルスの2回戦、そしてミックスダブルスの1回戦が予定されている。

男子シングルスでは、第1シードのロジャー・フェデラーと第4シードのニコライ・ダビデンコが3回戦に臨む。第2シードのラファエル・ナダルと第3シードのノヴァーク・ジョコビッチがすでに4回戦進出を決めている中、優勝戦線の行方を占う意味でも、フェデラーとダビデンコの出来に注目したい。また、第5シードのダビッド・フェレールが第25シードで元王者のレイトン・ヒューイットを迎え撃つ。

女子シングルスでは、ここまで格下相手に苦しい勝ち上がりを強いられている第1シードのマリア・シャラポワが3回戦を実施。また、2005年準優勝の第4シード、スヴェトラナ・クズネツォワも3回戦に登場する。

この他に注目したいのが、センターコート第3試合に登場するガエル・モンフィス。今大会で、予想外の活躍を見せる他のフランス男子勢に続けるか? また、女子ダブルスの2回戦に杉山愛とカテリーナ・シュレボトニックのペアが登場する。昨年の準優勝を越える更なる高みを目指す2人の快進撃に期待したい。

ロジャー・フェデラー特集
第8日
ラファエル・ナダル/ノヴァーク・ジョコビッチ/アナ・イバノビッチ/エレナ・ヤンコビッチ
画像提供: Getty/AFLO
8日目大会見所 / ベスト8の切符を手にするのは?

熱戦が続くローラン・ギャロス、安泰と思われていた男子トップ4に「赤土の魔物」の犠牲者が出た。第4シードのニコライ・ダビデンコが第28シードのイヴァン・リュビチッチにまさかの敗戦。改めてアンツーカーコートで勝利する難しさを目の当たりにさせられた。

大会第8日目は男女シングルスのボトムハーフの4回戦が合計8試合と、男子ダブルスが7試合、女子ダブルスが10試合に加え、ミックスダブルス8試合が予定されている。また、ジュニアの試合も今日から開催される。

男子シングルスには、第2シードのラファエル・ナダルと第3シードのノヴァーク・ジョコビッチがセンターコートに登場する。ナダルは同胞のフェルナンド・ベルダスコを、ジョコビッチはポール=アンリ・マチューをそれぞれ迎え撃つ。

今大会で快進撃を続けるフランス男子勢の1人、マチューの勢いがジョコビッチに通用するのか。また、同じく地元勢で快進撃を続ける世界ランク145位のジェレミー・シャーディも、地元観客の前で快進撃できるかに注目が集まる。

女子シングルスには、第2シードのアナ・イバノビッチと第3シードのエレナ・ヤンコビッチが4回戦に登場する。

この他に注目の選手は、3回戦でセリーナ・ウィリアムズを破った第27シードのカテリーナ・シュレボトニック。この勢いで自身初のベスト8進出となるか?

ラファエル・ナダル特集
第9日
イヴァン・リュビチッチ/ガエル・モンフィス/マリア・シャラポワ/ディナーラ・サフィーナ
画像提供: Getty/AFLO
9日目大会見所 / 男女トップの2人は8強に進出なるか?

大会第8日は、男女シングルス・ボトムハーフの4回戦で上位シードが順当に勝利し、波乱続きのローラン・ギャロスに一時の平穏が訪れた。 男子では、4連覇を狙うラファエル・ナダルと全豪チャンピオンのノヴァーク・ジョコビッチがベスト8に進出。女子では、第2シードのアナ・イバノビッチと第3シードのイェレナ・ヤンコビッチの2人が勝ち上がっている。

大会第9日は、男女シングルスのトップハーフの4回戦の計8試合に加え、男子ダブルス準々決勝、女子ダブルスの3回戦、そしてミックスダブルス2回戦などが予定されている。また、ジュニアの試合も今日からダブルスが始まる。

男子シングルスで注目の試合は、第28シードのイヴァン・リュビチッチと地元勢のガエル・モンフィスの対戦だ。3回戦で第4シードのニコライ・ダビデンコから大逆転勝利して波に乗るリュビチッチと、地元の大声援を受けるモンフィス。勝利の女神はどちらに微笑のか?

その他の試合では、第5シードのダビッド・フェレールが第21シードのラデック・シュテッエパネックと対戦する。 初の4回戦進出に自信を深めるシュティエパネックに対し、クレー巧者のフェレールはどういった戦いを見せるのだろうか?

男子シングルス4回戦
ニコライ・ダビデンコ 3 - 1 マラット・サフィン
イヴァン・リュビチッチ
(28)
過去の
対戦成績
ガエル・モンフィス
女子シングルスは、第1シードのマリア・シャラポワが、同胞で第13シードのディナーラ・サフィーナを迎え撃つ。1回戦、2回戦と苦戦を強いられたが、ここにきて調子を上げてきたシャラポワと、ここまで全てストレートで勝ちあがってきたサフィーナの顔合わせは熱戦が予想される。

また、2004年準優勝のエレーナ・デメンティエワVSベラ・ズヴォナレーワという、もう1つのロシア勢対決にも注目したい。

ジュニアの試合には、女子第8シードとして奈良くるみが登場する。 シングルスに出場したその他の4人の日本勢は全員敗退しているため、
その分も上位進出への期待がかかる。
女子シングルス4回戦
ニコライ・ダビデンコ 3 - 2 マラット・サフィン
マリア・シャラポワ
(1)
過去の
対戦成績
D・サフィーナ
(13)




第10日
マリア・シャラポワ
画像提供: Getty/AFLO
10日目大会見所 / ベスト4に名乗りを上げるのは?

2週目に入って波乱が続出している2008年の全仏オープン。ついにトップシードが赤土の魔物の犠牲者となった。
女子第1シードのマリア・シャラポワは、ディナーラ・サフィーナを追い込みながらも逆転負けを喫し、生涯グランドスラム達成はお預けとなった。勝ったサフィーナは2年ぶり2度目の8強入り。
一方の男子は、第1シードのフェデラーが順当にベスト8に進出。ローランギャロスの観客から大声援を受けるガエル・モンフィスは、勢いに乗る元世界3位のイヴァン・リュビチッチを下し、地元勢で唯一のベスト8進出を決めた。
また、男子ダブルスでは、5年ぶりの優勝を狙った第1シードのブライアン兄弟がノーシードに敗れている。

大会10日目は、ボトムハーフの男女シングルス準々決勝2試合と、9日目に順延となった女子シングルス4回戦が予定されている。また、男女ダブルスとミックスダブルスの準々決勝も行われる。

男子シングルス準々決勝
ラファエル・ナダル 2 - 0 ニコラス・アルマグロ
ラファエル・ナダル
(2)
過去の
対戦成績
ニコラス・アルマグロ
(19)

男子シングルスの注目カードは、第2シードのラファエル・ナダルと第19シードのニコラス・アルマグロの対戦だ。今季クレーコート勝利数がツアー1位というクレースペシャリストのアルマグロが、全仏オープンで過去3年間無敗のナダルに挑む。
もう一方の準々決勝では、今季全豪オープン覇者のノヴァーク・ジョコビッチが、19歳の新鋭エルネスツ・ガルビスに胸を貸す。



女子シングルス準々決勝
イェレナ・ヤンコビッチ 0 - 0 カルラ・スアレス・ナバロ
イェレナ・ヤンコビッチ
(3)
過去の
対戦成績
C・スアレス・ナバロ

女子シングルスでは、第3シードのイェレナ・ヤンコビッチが、快進撃を続ける19歳のカルラ・スアレス・ナバロを迎え撃つ。予選から勝ち上がり、まさに破竹の勢いのスアレス・ナバロが、史上初の予選からのベスト4進出を果たすのか?故障を抱えるヤンコビッチの調子によっては、大番狂わせも十分ありえる。
その他の試合では、4回戦を完璧な内容で勝ち上がったアナ・イバノビッチが、2年連続での準決勝進出を目指し、第10シードのパティ・シュニーダーと対戦する。
第11日
ラファエル・ナダル/ノヴァーク・ジョコビッチ/アナ・イバノビッチ/イェレナ・ヤンコビッチ
画像提供: Getty/AFLO
11日目大会見所 / 残りのベスト4の座は誰の手に?

今年の全仏オープンに吹き荒れる波乱とは無縁の4人が、大会10日目に順当にベスト4に勝ち上がった。
男子では、第2シードのラファエル・ナダルが同胞のクレー巧者ニコラス・アルマグロに圧勝、22歳の誕生日を白星で飾った。また、第3シードのノヴァーク・ジョコビッチは、ラトビアの19歳エルネスツ・ガルビスに今大会一番の接戦を強いられるものの、要所を締めた試合運びで勝利を収めた。
女子ではセルビア勢の2人、第2シードのアナ・イバノビッチと第3シードのイェレナ・ヤンコビッチがそれぞれストレートで勝ちあがり、準決勝での同胞対決を実現させた。

大会11日目は、トップハーフの男女シングルス準々決勝それぞれ2試合が予定されている。ダブルスは、女子ダブルス準決勝とミックスダブルス準々決勝が行われる。また、今日から車いす部門の男女シングルスが開催される。

男子シングルス準々決勝
ロジャー・フェデラー 10 - 1 フェルナンド・ゴンサレス
ロジャー・フェデラー
(1)
過去の
対戦成績
F・ゴンサレス
(28)

男子シングルスでは、やはり第1シードのロジャー・フェデラーに注目が集まる。生涯グランドスラムを目指す王者が、4年連続のベスト4入りをかけて第24シードのフェルナンド・ゴンサレスを迎え撃つ。
もう一方の準々決勝では、第5シードのダビッド・フェレールと、地元勢の最後の砦ガエル・モンフィスが対戦する。両者共に勝てば初の全仏ベスト4進出となる。



女子シングルス準々決勝
ディナーラ・サフィーナ 3 - 2 エレーナ・デメンティエワ
D・サフィーナ
(13)
過去の
対戦成績
E・デメンティエワ
(7)

女子シングルスでは、マリア・シャラポワを破り勢いに乗る第13シードのディナーラ・サフィーナと、2004年の準優勝者で第7シードのエレーナ・デメンティエワがベスト4進出をかけてロシア勢対決に臨む。
もう一方では、勝ち残った選手で唯一グランドスラム優勝経験のある第4シードのスヴェトラナ・クズネツォワが、ノーシードのカイア・カネピの挑戦を受ける。

その他の試合では、今日から開幕する車いす部門男子シングルスの1回戦に、日本期待の国枝慎吾が登場する。

ロジャー・フェデラー特集
第12日
ロジャー・フェデラー/ガエル・モンフィス/スヴェトラナ・クズネツォワ/ディナーラ・サフィーナ
画像提供: Getty/AFLO
12日目大会見所 / 女子シングルス決勝の切符は誰の手に?

熱戦が続いている今年の全仏オープンも、いよいよ男女シングルスのベスト4が出揃った。男子では、王者ロジャー・フェデラーがフェルナンド・ゴンサレスの強打を封じ、4年連続でのベスト4に進出。そして最後は、地元の大声援に後押しされたノーシードのガエル・モンフィスが、第5シードのダビッド・フェレールを下し、ベスト4の座を手に入れた。
女子では、第4シードのスヴェトラナ・クズネツォワが順当に勝ち名乗りを上げ、準優勝した2006年以来のベスト4進出。最後の1人には、4回戦で第1シードのマリア・シャラポワから大逆転勝利を収めたディナーラ・サフィーナが、準々決勝でも第7シードのエレーナ・デメンティエワから再び逆転勝利をものにして、初のグランドスラム4強への切符を手にした。

大会12日目は、女子シングルス準決勝2試合がセンターコートで行われる。また、男女ダブルスとミックスダブルスの準決勝、車いす部門のシングルスとダブルスの準決勝が予定されている。

女子シングルス準決勝
スヴェトラナ・クズネツォワ 4 - 3 ディナーラ・サフィーナ
S・クズネツォワ
(4)
過去の
対戦成績
D・サフィーナ
(13)

女子シングルス準決勝の第1試合では、2度目の決勝進出を狙う第4シードのクズネツォワが、これまで逆転劇を繰り広げてきた第13シードのサフィーナと対戦する。勝ち残った選手の中で唯一のグランドスラム・タイトル保持者(2004年USオープン)であるクズネツォワは、ここまで全試合をストレートで勝ちあがっており、その好調さがうかがえる。一方のサフィーナは、この2試合でマッチポイントから逆転勝利を収めている。両者の対戦成績は4勝3敗でクズネツォワが勝ち越している。


女子シングルス準決勝
アナ・イバノビッチ 5 - 1 エレーナ・デメンティエワ
アナ・イバノビッチ
(2)
過去の
対戦成績
イェレナ・ヤンコビッチ
(3)

第2試合は、第2シードのアナ・イバノビッチと第3シードのイェレナ・ヤンコビッチが初のセルビア人同士によるグランドスラム準決勝に臨む。両者はこれまで全てストレートで勝ち上がっているが、その内容は対照的だ。圧倒的な強さで勝ち続けるイバノビッチに対し、ヤンコビッチは大会序盤から故障続きで、苦しみながらの準決勝進出を果たしている。両者の対戦成績は5勝1敗でイバノビッチがリードしている。

この日は他にも、日本期待の国枝慎吾が車いす部門での単複決勝進出を目指し、それぞれ準決勝に臨む。

アナ・イバノビッチ特集
第13日
アナ・イバノビッチ/ディナーラ・サフィーナ
画像提供: Getty/AFLO
13日目大会見所 / チャンピオンカーニバルを勝ち残るのは?

残すところあと3日となった今年の全仏オープン、赤土の女王の座を懸けて、女子シングルス決勝の大舞台に立つ2人が決まった。
ロシア勢同士の対戦となったトップハーフ準決勝は、ここまで2戦連続の大逆転勝利で勝ち進んできた第13シードのディナーラ・サフィーナが、第4シードのスヴェトラーナ・クズネツォワをストレートで破り、自身初のグランドスラム決勝に進出した。
史上初のセルビア勢同士の対決となったボトムハーフ準決勝を制したのは、第2シードのアナ・イバノビッチ。ライバルの第3シードのイェレナ・ヤンコビッチをフルセットの接戦の末に下し、2年連続の決勝進出を果たした。

大会13日目は、男子シングルス準決勝2試合がセンターコートで行われる。また、女子ダブルスとミックスダブルスの決勝、車いす部門のシングルスとダブルスの決勝が予定されている。

男子シングルス準決勝
ラファエル・ナダル 7 - 3 ノヴァーク・ジョコビッチ
ラファエル・ナダル
(2)
過去の
対戦成績
N・ジョコビッチ
(3)

男子シングルス準決勝の第1試合には、大会4連覇を目指す第2シードのラファエル・ナダルが、今年の全豪オープン覇者で第3シードのノヴァーク・ジョコビッチと対戦する。これまでの失ゲーム数がわずか25と、圧倒的な強さで勝ち上がってきたクレー王ナダルと、今一番勢いに乗っているジョコビッチの試合は激戦が予想される。両者の対戦成績は7勝3敗でナダルがリードしており、特に過去4回のクレーコートでの対戦はナダルが全勝している。


男子シングルス準決勝
ロジャー・フェデラー 3 - 0 ガエル・モンフィス
ロジャー・フェデラー
(1)
過去の
対戦成績
ガエル・モンフィス

第2試合は、第1シードのロジャー・フェデラーが地元の期待を背負ったガエル・モンフィスと対戦する。生涯グランドスラムを果たすべく4年連続で準決勝まで勝ち進んできたフェデラーと、地元の大声援の後押しで並み居るシード選手を撃破してきたモンフィスの試合は、どういう展開になるのだろうか?両者の対戦成績は3勝0敗でフェデラーがリードしている。

この日は他にも、車いすテニスの部で、国枝慎吾が全仏オープン完全制覇を目指し、単複決勝戦に臨む。

ロジャー・フェデラー特集 ラファエル・ナダル特集
第14日
ロジャー・フェデラー/ラファエル・ナダル
画像提供: Getty/AFLO
14日目大会見所 / グランドスラムを初制覇するのは誰だ?

今年の全仏オープンもいよいよ大詰め、男女シングルスの決勝を残すのみとなった。
男子シングルス準決勝、トップハーフの試合は、第1シードのロジャー・フェデラーが、最後の地元勢で自身初のグランドスラム準決勝に進出していたガエル・モンフィスを振り切り、3年連続で決勝に進出した。
一方のボトムハーフでは、第2シードのラファエル・ナダルが第3シードのノヴァーク・ジョコビッチをストレートで下し、4年連続の決勝進出とともに4連覇に王手をかけた。

大会14日目は、女子シングルス決勝と男子ダブルス決勝が予定されている。


女子シングルス決勝
アナ・イバノビッチ 2 - 1 ディナーラ・サフィーナ
アナ・イバノビッチ
(2)
過去の
対戦成績
D・サフィーナ
(13)

今年の女子シングルス決勝戦で頂点をかけて対戦するのは、第2シードのアナ・イバノビッチと第13シードのディナーラ・サフィーナの2人。

2年連続でのファイナル進出となったイバノビッチは、準決勝で同胞のライバルである第3シードのイェレナ・ヤンコビッチを下しての堂々の決勝進出。また、今年の全豪を含め、これが3度目のグランドスラム決勝進出。次週発表のランキングで初の1位になることが決まっているイバノビッチが、それに華を添えることができるか?

一方のサフィーナは、4回戦で第1シードのマリア・シャラポワ、準々決勝で第7シードのエレナ・デメンティエワ、そして準決勝で第4シードのスヴェトラーナ・クズネツォワと、同胞の強豪たちをなぎ倒し初の決勝進出。決勝の大舞台でもその底力が発揮できるか?

両者の対戦成績は2勝1敗でイバノビッチが一歩リードしているが、クレーの対戦ではサフィーナが勝利している。また、グランドスラムでは2006年のウィンブルドンで対戦しており、その時はイバノビッチがフルセットで勝利している。

どちらが勝ってもグランドスラム初優勝となる。今年の赤土の女王の栄冠はどちらの手になるのだろうか?

アナ・イバノビッチ特集
第15日
アナ・イバノビッチ/ディナーラ・サフィーナ
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最終日大会見所 / 3年目の頂上対決を制するのは?

数々のドラマが生まれた今年の全仏オープンもついに最終日を迎えることとなった。
14日目に行われた女子シングルス決勝、第2シードのアナ・イバノビッチと第13シードのディナーラ・サフィーナの対戦は、2年連続で決勝進出を果たしたイバノビッチが、ここまで数多くの番狂わせを演出してきたサフィーナを破り、3回目のグランドスラム決勝進出で初のタイトルを手に入れた。また、表彰式でのプレゼンターに先日引退したばかりのジュスティーヌ・エナンが登場、新しい赤土の女王への世代交代が行われた。


男子シングルス決勝
ロジャー・フェデラー 6 - 10 ラファエル・ナダル
ロジャー・フェデラー
(1)
過去の
対戦成績
ラファエル・ナダル
(2)

大会15日目は、男子シングルス決勝が行われる。

今年の男子シングルス決勝は、第1シードのロジャー・フェデラーと第2シードのラファエル・ナダルが3年連続で決戦の舞台に臨む。

これまで12個のグランドスラムタイトルを獲得している、王者フェデラーが唯一その手にしていないのが、この全仏オープンのタイトルだ。悲願の生涯グランドスラム達成のために、今年はクレーコートの名伯楽であるホセ・イゲラスをコーチに招聘するなど、並ならぬ意欲を持って今大会に臨んできた。

一方のナダルは、今大会でイワン・レンドル以来の4年連続決勝進出を果たし、また4連覇となれば、ビヨン・ボルグ以来の大記録達成となる。今大会は過去4年間で最高とも言える勝ち上がり方で、ここまで1セットも落としてなく、失ゲーム数も6試合でわずか37と驚異的だ。ここパリで赤土の王者が記録達成へ向けて絶対王者を迎え撃つ。

絶対王者と赤土の王者。勝利の女神が微笑むのは、一体どちらだろうか?

ロジャー・フェデラー特集 ラファエル・ナダル特集
全仏オープン2008 総括
ロジャー・フェデラー/ラファエル・ナダル
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総括

今年も赤土の王者の強さは健在だった。クレーコート81連勝という記録を持つラファエル・ナダルが1981年のビヨン・ボルグ以来となる4連覇を達成。しかも失セット数0と、まさに完璧な内容でクレーキングの力を見せつけた。
大会期間中に22歳の誕生日を迎えたナダルは、クレー巧者のニコラス・アルマグロ、今年の全豪オープン覇者のノヴァーク・ジョコビッチらを次々と下し、決勝では3年連続の対決となった世界1位のロジャー・フェデラーをセットカウント3−0で退けた。これで、ナダルは全仏では初出場の2005年から無敗の28連勝となり、赤土の王者の地位をさらに強固なものにした。
フェデラーは今年から、多くの全仏チャンピオンを育ててきたホセ・イゲラスをコーチに招聘するなど、例年以上の意欲を持って今大会に臨んだが、またもナダルによって、生涯グランドスラム達成は来年以降となった。

アナ・イバノビッチ/ディナーラ・サフィーナ
画像提供: Getty/AFLO
一方、女子においては、今年の全豪オープンで2回目のグランドスラム決勝を経験し、世界ランキング2位として今大会に臨んだアナ・イバノビッチは、準決勝で同胞のイェレナ・ヤンコビッチ、2年連続で進出した決勝でディナーラ・サフィーナをストレートで下し、セルビア人女性として初のグランドスラム優勝を成し遂げた。また、ランキングも初の世界1位の座に着くことになり、新女王として今後の活躍が期待される。

この大会のハイライトとして欠かせないのは、地元フランス勢の活躍だろう。 女子シングルスで18歳のアリス・コルネが3回戦に進出。また男子シングルでは、ガエル・モンフィスがベスト4に進出したのをはじめ、ベスト16に総勢5人が進出し、パリっ子を大いに喜ばせた。
2008年全仏オープンダブルス優勝者
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ダブルスでは、男子でパブロ・クエバス、ルイス・オルナの南米ペアが、第2シードのダニエル・ネスター、ネナッド・ジモンイッチ組を破り、グランドスラム初優勝。第1シードのボブ&マイク・ブライアン組は準々決勝敗退に終わった。

女子ダブルスでは、アナベル・メディーナ=ガリゲス、ビルヒニア・ルアノ=パスクアルのスペインペアが、キャシー・デラクア、フランチェスカ・スキアボーネ組を下し優勝した。

混合ダブルスでは、ヴィクトリア・アザレンカ、ボブ・ブライアン組が、カテリーナ・シュレボトニック、ネナッド・ジモンイッチ組を退けて優勝した。

日本勢は、杉山愛の2回戦進出が最高と今年は振るわなかったものの、本選初出場を果たした森田あゆみ、惜しくも予選敗退であった錦織圭など、若手の来年以降の活躍に期待したい。



全仏オープン車いす部門で単複優勝した国枝
画像提供: HIROSHI SATO
車いすテニスでは、世界ランク1位の国枝が、全豪オープンに続き今季四大大会2大会目のシングルス優勝を手にした。また、ダブルスでも優勝し、完全制覇を成し遂げた。

ジュニアの部では、日本からは男女総勢5人がシングルスに出場したが、全員が初戦で敗退した。 ジュニアの部、男子シングルスでは台湾のT・ヤンが、女子シングルスではシモーナ・アレがそれぞれ栄冠を勝ち取っている。


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