男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は30日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第26シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-2, 7-5のストレートで破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらマドリッドOP組合せ<<昨年の同大会では
C・ノリー(イギリス)や
R・ナダル(スペイン)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
A・ズベレフ(ドイツ)らを下し初優勝を飾っていた19歳のアルカラス。今大会は初戦の2回戦で世界ランク41位の
E・ルースブオリ(フィンランド)を逆転で破り3回戦へ駒を進めた。
この試合、アルカラスは3本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに74パーセントの確率でポイントを獲得。ディミトロフのブレークを1度に抑えた。リターンゲームではディミトロフのセカンドサービスから積極的なテニスを展開し6度のブレークチャンスを創出して、そのうち4度ブレークに成功。1時間30分で勝利し、2年連続の16強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「今週マドリッドで彼(ディミトロフ)と練習したんだ。そのとき、戦術的な面で自分が何をしなければならないか考えていて、それでとても助けられた。もちろん、常に自分のことに集中し、クリアで力強いボールを打とうと思っていたよ。それが、この試合の最初の目標だったんだ。常にアグレッシブにプレーすることを心がけていた」
4回戦でアルカラスは第13シードのズベレフと対戦する。ズベレフは3回戦で予選を勝ち上がった世界ランク128位の
H・グルニエ(フランス)を6-1, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
両者は昨年の決勝でも対戦しており、そのときはアルカラスが6-3, 6-1で快勝した。当時のことを振り返りアルカラスはこうコメントを残している。
「この試合は本当に早く戦いたい。何度か対戦しているけど、頭脳戦では彼(ズベレフ)の方が上だ。ホームの観客の前で、自分のレベルの高さを見せたい。昨年の決勝戦は素晴らしい思い出だけど、彼との試合は本当に集中しなければならない。サーシャは本当にいい選手で、アグレッシブでいいサーブをする。自分のスキルをすべて発揮しなければならないんだ」
同日には第5シードの
A・ルブレフ、第10シードの
K・ハチャノフ、世界ランク88位の
J・ムナル(スペイン)が16強に駒を進めている。
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