テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は28日、男子シングルス3回戦が行われ、第4シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク95位の
M・イメル(スウェーデン)を6-2, 6-2, 6-1のストレートで下し、4年連続の4回戦進出を決めた。
>>ジョコビッチvsシュワルツマン 1ポイント速報<<>>ナダルvsオジェアリアシム 1ポイント速報<<昨年ファイナリストのチチパスは今大会、1回戦で世界ランク57位の
L・ムセッティ(イタリア)を5-7, 4-6, 6-2, 6-3, 6-2の逆転で破り、3時間半超えの一戦を制して初戦を突破。続く2回戦も苦戦を強いられ、同134位のZ・コラージュ(チェコ)を6-3, 7-6(10-8),6-7(3-7),7-6(9-7)の4時間6分に及ぶ激戦の末に下し、3回戦に進出した。
一方のイメルは1回戦で世界ランク72位の
J・ダックワース(オーストラリア)にストレート勝ち。2回戦では第29シードの
D・エヴァンス(イギリス)を6-3, 3-6, 6-2, 6-2で破っての勝ち上がり。
チチパスは過去3戦3勝のイメルに対し、サービスゲームで82%のポイントを獲得して1度もブレークを許さず。リターンゲームでは計7度のブレークに成功して、1時間32分で勝利した。
チチパスの試合後のコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され「本当に良いプレーができた」と語った。
「良いラリーがたくさんあった」
「ミカエル(イメル)とはジュニア時代からの付き合いで、何度も対戦しているんだ。 あらためて3回戦に進出した彼の健闘を称えたい。(今日は)いい試合ができたと思う。本当に良いプレーができたし、我慢強く良いテニスで締めくくれたよ」
「(前の)2試合では、少し遅れてプレーしていた」
「今日は太陽があまりなく、コンディションは少し乾いていて寒そうだった。他の2日間と比べると、確かに今日は見え方が違っていた。より自由にボールを操れるようになったし、もう少しアングルを使って、自分のボールでたくさんプッシュすることができるようになったんだ。次のショットを意識して自信を持つことができたのは、精神的にとても助かった」
チチパスは4回戦で、世界ランク40位のH・ルーネと対戦する。今月、BMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)でツアー初優勝を飾った19歳のルーネは、3回戦で世界ランク74位の
H・ガストン(フランス)をストレートで破っての勝ち上がり。
同日には第2シードの
D・メドベージェフ、第7シードの
A・ルブレフ、第8シードの
C・ルード(ノルウェー)、第11シードの
J・シナー(イタリア)、第12シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第20シードの
M・チリッチ(クロアチア)が16強に駒を進めている。
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