テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス4回戦が行われ、第3シードの
D・ティーム(オーストリア)が世界ランク239位の
H・ガストン(フランス)(フランス)を6-4, 6-4, 5-7, 3-6, 6-3のフルセットで破り、5年連続5度目のベスト8進出を果たした。
>>ナダルら全仏OP対戦表<<>>スイトリナら全仏OP対戦表<<2018・2019年の同大会準優勝者であるティームはこの試合、ファーストサービスが入ったときに83パーセント高い確率でポイントを獲得するなど、20歳のガストンを圧倒し第1・第2セットを連取する。
しかし、第3セット以降はドロップショットなどを巧みに使うガストンに3度のブレークを許し、セットカウント2−2に追いつかれファイナルセットにもつれ込む。それでも、最後に息を吹き返したティームはゲームカウント4-3で迎えた第8ゲームでこのセット初めて訪れたブレークチャンスを決め先行。3時間32分の死闘を乗り越えた。
試合後の会見でティームは「彼(ガストン)の戦いのクオリティは長い間見たこともないものだった。ドロップショットは他の惑星から来たようなもので、僕は今日400回くらいネットに向かってスプリントしたよ。この調子が続けば、彼はビッグな選手になる。将来このスタジアムで多くの喜びをもたらすだろうね」とガストンを称賛した。
27歳のティームは4強入りをかけて、準々決勝で第12シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは4回戦で世界ランク46位の
L・ソネゴ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
R・ナダル(スペイン)が8強へ進出したが、第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は敗退した。
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