感染から回復「準備できている」

W&Sオープンに挑むチョリッチ

画像提供：ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは１８日、世界ランク３３位のＢ・チョリッチ（クロアチア）のインタビューを掲載した。ツアーが再開された後のテニスや、新型コロナウイルスの感染拡大による影響などについて語っている。

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２３歳のチョリッチは今年３月からツアーが中断した後も積極的に活動。しかし、６月にＮ・ジョコビッチ（セルビア）の主催する「アドリア・ツアー」に参加した際に新型コロナウイルスの陽性反応が検出され、２週間ほど療養していた。

現在は回復しており、２２日に開幕するツアー再開戦のW&Sオープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP1000）に出場するために渡米し、トレーニングを行っている。

中断期間中についてチョリッチは「１０日間ほど休んで練習を始めたんだけど、ツアーが５、６週間中断すると発表されてしまった。その後はエキシビションマッチをいくつかしたけど、残念ながら新型コロナウイルスにかかってしまい、２週間半は何もできなかった。回復してからは、５、６週間の準備期間があって、今は体調も良くなり、準備ができている」と語った。

ツアー再開について「トーナメントの日程は変わったけど、目標は変わらないよ。シーズン開始時には特に目標を設定していなかったし、今も設定していない。ただ、プレーすることは楽しみにしている。アグレッシブにプレーして、サーブを大きな武器にして、できる限りの動きをしたい。多くの試合に出場し、試合数を増やせれば、全米オープンまでには、有利な状況になると思う」と話した。

また、楽しみにしていることに関しては「かなりの数の選手に再会するのを楽しみにしているよ。この５カ月間で１番の親友であるセルビア人とクロアチア人の選手たちには全員会ってきた。ノヴァーク（ジョコビッチ）やラオニッチとは到着してから練習の時間を設定しているよ」とした。

最後に、新型コロナウイルスについては「最近の３、４回の検査では陰性だった。フライト前には、１００パーセント健康であることを確認するために、別のテストも受けたんだよ」と自身の安全を強調した。

チョリッチはW&Sオープンに出場し、その後は３１日に開幕する全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）にも参加する予定となっている。

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