男子テニスの南フランス・オープン(フランス/モンペリエ、室内ハード、ATP250)は8日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク79位の
T・ベルディヒ(チェコ)が同72位の
F・クライノビッチ(セルビア)を7-6 (7-3), 6-7 (5-7), 7-5のフルセットで下し2012年以来7年ぶり2度目のベスト4進出を果たした。
>>錦織らロッテルダム対戦表<<>>錦織vsエルベール 1ポイント速報<<初対戦となったこの試合、第1セットは互いにサービスキープが続きタイブレークに突入。タイブレークではベルディヒが4ポイントを連取するなどで先取する。
続く第2セットではベルディヒがこの試合最初のブレークに成功するも、その後クライノビッチにブレークバックを許し、再びタイブレークへ。これを落としたベルディヒはセットカウント1-1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット。第1ゲームでブレークされたベルディヒはゲームカウント3-5で訪れた自身のサービスゲームで15-40とマッチポイントを握られるが、これを凌ぎキープに成功。その後第10ゲームでブレークバックを果たしたベルディヒは第12ゲームでもブレークを奪い、2時間42分の死闘を制した。
33歳で元世界ランク4位のベルディヒは決勝進出をかけて、準決勝で第7シードの
PH・エルベール(フランス)と対戦する。両者は2度目の顔合わせでベルディヒの1勝。
27歳で世界ランク44位のエルベールは準々決勝で第3シードの
D・シャポバロフ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には元世界ランク5位の
JW・ツォンガ(フランス)、世界ランク90位の
R・アルボット(モルドバ)が4強入りを果たしている。
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