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BMWオープン(ドイツ・ミュンヘン、賞金総額54万5,500ドル、クレー)は日曜日に決勝を行い、第2シードのF・ゴンサレス(チリ)がS・ボレッリ(イタリア)を試合時間は1時間36分、スコアは7-6(7-4), 6-7(7-4), 6-3で振り切り、キャリア10度目のタイトルを手中に収めた。
世界ランク15位のゴンサレスは、1月のクレーの大会でも優勝しており、今季のクレーでの戦績を10勝0敗とした。ゴンサレスは試合後、「タフな決勝だった。彼(ボレッリ)はとてもいいプレーをしていた。自分としては攻撃的なプレーができたことがとてもうれしい。決勝は心理テストのようだった。テストは合格点だったと思うよ。」と喜びを表した。
また27歳のゴンサレスは「今週は厳しい試合が3試合あった。攻撃的なプレーができて、自分のテニスにとってはよかったと思う。年をとってきているけど、もう少しテニスを楽しむつもりさ。いつ最後の優勝になるのか、誰にも分からない。今、テニスが楽しいし、瞬間瞬間を楽しもうとしている。」と話した。
22歳のボレッリは、土曜日の準決勝で第1シードのP・H・マチュー(フランス)を下し、初のツアー決勝進出で、勝てばトップ50入りが確実となっていただけに、残念な準優勝となった。ボレッリのゴンサレスとの戦績は、今回の敗北で0勝2敗となった。
ボレッリは「今日の決勝はとても緊迫した試合だった。フォアハンドで攻撃するという、お互い似たようなゲームを展開していた。ファイナルセットでは彼(ゴンサレス)の方がいいプレーだった。」と勝者をたたえた。
ゴンサレスは第2セットの第10ゲームで2本のマッチポイントを握ったが、それらを逃すと、試合は第3セットまでもつれ込んだ。第3セットの第5ゲーム、ゴンサレスがこの試合初のサービスをブレークを記録すると、第9ゲームでもブレークを重ね、激戦に終止符を打った。
3本のブレークポイントすべてを跳ね返して優勝したゴンサレスは、今大会で優勝した5人目の南米出身プレーヤーとなった。その他の4人にはG・ビラス(アルゼンチン)、G・ペレツロルダン、F・スキヤリ、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)がいる。
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