初の全豪で8強「楽しかった」

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準々決勝で敗れた20歳のシェルトン
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク89位のB・シェルトン(アメリカ)は同35位のT・ポール(アメリカ)に6-7 (6-8), 3-6, 7-5, 4-6で敗れ、四大大会初のベスト4進出とはならなかった。

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20歳のシェルトンは今年の全豪オープンを含む1月のオーストラリアシーズンがキャリア初の海外遠征。四大大会では昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)が初出場で、そのときは1回戦敗退を喫していた。

今大会はA・ポピリン(オーストラリア)J・J・ウルフ(アメリカ)N・ジャリー(チリ)らを下し8強入り。ポールとのアメリカ対決が実現した。

試合はタイブレークの末に第1セットを落とすと、第2セットでは1度のブレークを許し僅差でセットカウント0-2と追い込まれる。それでも第3セットでは1ブレークダウンから2度のブレークに成功。セットカウント1-2と反撃。しかし、第4セットでは第1ゲームでブレークを許し、その後挽回できずに3時間6分で敗れた。勝利した1選手が2009年のA・ロディック(アメリカ)以来 14年ぶりのアメリカ勢4強入りとなる戦いだったが、惜しくも姿を消した。

シェルトンは試合後の会見で「初めてのグランドスラム準々決勝で良い経験になったよ。とても楽しかった。自分ではいいプレーができたと思っているけど、もっとできたと思う。次回はもっと違うプレーをしたいと思うかもしれないね。でも、初めての全豪オープンでこの結果は満足に値するよ。多くのことをポジティブに捉えていきたい」と話した。

「今週はテニスだけでなく、コート上で自分ができると思っていたことを間違いなく超えていた。テニスの面だけでなく、体力面でも。体力的に5セットの試合をこなすことができたんだ。僕はこれまで1度しかやったことがない(昨年の全米オープン1回戦)。その点でも、かなり満足しているよ」

勝利したポールは四大大会で初めてのベスト4進出。準決勝では第4シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは準々決勝で第5シードのA・ルブレフをストレートで下しての勝ち上がり。

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(2023年1月26日15時57分)
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