全豪準決勝は「大きな試練」

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会見に臨むアリナ・サバレンカ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は25日、女子シングルス準々決勝が行われ、第5シードのA・サバレンカが世界ランク64位のD・ヴェキッチ(クロアチア)を6-3, 6-2のストレートで破り、大会初のベスト4進出を果たした。サバレンカは試合後、準決勝について「自分にとって大きな試練になると思っている」と語った。

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6年連続の出場となるサバレンカは今大会、1回戦で世界ランク74位のT・マルティンコバ(チェコ)、2回戦で同51位のS・ロジャース(アメリカ)、3回戦で第26シードのE・メルテンス(ベルギー)、4回戦で第12シードのB・ベンチッチ(スイス)を下し、大会初の8強入りを決めた。

この日は2度のブレークに成功して第1セットを先取すると、第2セットでは第1ゲームから3ゲーム連取に成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでは3度のブレークポイントを凌ぎ、1時間49分で勝利した。

サバレンカが四大大会シングルスで4強入りを果たすのは今回が4度目。これまで2021年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、2021年・2022年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で準決勝に進出している。

勝利したサバレンカは準決勝で世界ランク45位のM・リネッタ(ポーランド)と対戦する。リネッタは準々決勝で第30シードのKa・プリスコバ(チェコ)を6-3, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。

サバレンカは試合後の記者会見で、「タフな場面が沢山あった。私はただ(自分に)『試合に集中する、戦う、簡単にポイントを与えない、彼女を動かすんだ』と言い続けたわ」と語った。

準決勝のリネッタ戦については「彼女は素晴らしい選手。オーストラリアではここ数週間、素晴らしいテニスを披露している。(自分がやることは)よく動いて良いサーブを打つ、感情をコントロールすること」とコメント。

「自分にとって大きな試練になると思っている。この大事な場面で冷静さを保てるかどうか、ね」

「以前も(グランドスラムの)準決勝に進出したことはあるけど、ずっとアップダウンのある状態で臨んでいた。そんなアップダウンの繰り返しで、準決勝ではまったく歯が立たなかったわ」

「だから今回は自分にとって本当に試練だと思う、ここ数試合のように冷静さを保てるかどうか」

サバレンカとリネッタの準決勝は、25日のナイトセッション第2試合に組まれた。第1試合は日本時間25日17時半(現地19時半)に開始予定。

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(2023年1月26日8時32分)
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