１６日から開催されるテニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は開幕までの数日間、センターコートのロッド・レーバー・アリーナで「パーフェクト・プラクティス」と題したチャリティー練習試合を開催。最終日の１３日には男子テニスで世界ランク５位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）と同２１位のＮ・キリオス（オーストラリア）が対戦した。

＞＞西岡、ダニエル、綿貫ら全豪OP男子 組合せ＜＜

＞＞内島ら全豪OP女子 組合せ＜＜

「パーフェクト・プラクティス」の開催期間は９日から１３日までの５日間で、計９試合の練習試合を開催。入場料は１２日までは１０オーストラリアドル（約９００円）で、１３日は２０オーストラリアドル（約１８００円）となる。収益はすべてオーストラリアテニス基金に寄付される。

この日、和やかな雰囲気で試合が開始。ハイレベルなラリーが繰り広げられる場面もあった第１セットは4-3 (5-3)でキリオスが先取した。それでも続く第２セットはジョコビッチが4-2で取り、セットカウント１－１に追いつく。

迎えたファイナルセットでは車いすテニスのＨ・デービッドソン（オーストラリア）とＤ・ワグナー（アメリカ）、ジュニア選手らがそれぞれ参加し、ダブルスの試合に。チームキリオスがこのセットを10-9でものにし、フルセットの末に勝利した。

なお、「パーフェクト・プラクティス」にはジョコビッチとキリオスの他にＲ・ナダル（スペイン）やＡ・ズベレフ（ドイツ）、女子ではＣ・ガウフ（アメリカ）やＪ・ペグラ（アメリカ）、Ｍ・サッカリ（ギリシャ）らが出場している。

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