ジョコ「情熱はまだある」

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ノヴァーク・ジョコビッチ(レーバー杯)
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男子テニスのテルアビブ・ウォーターゲン・オープン(イスラエル/テルアビブ、室内ハード、ATP250)に第1シードとして出場する世界ランク7位のN・ジョコビッチ(セルビア)は27日に大会前の会見に登場。自身の現役引退について問われると「情熱とハングリー精神はまだある」と答えた。

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35歳のジョコビッチは1月と同様に新型コロナウイルスのワクチン未接種によりアメリカへの入国が認められず、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)および前哨戦への出場は叶わず。

4年連続7度目の優勝を飾った7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降、公式戦から離れていたが、9月23日から25日にかけて開催されるレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)に出場。2日目にシングルスとダブルス、3日目にシングルス、計3試合をこなした。

会見でジョコビッチはテルアビブ・ウォーターゲン・オープン出場について「再びイスラエルに来ることができて、とてもうれしく思う。2006年のデビスカップで初めてこの国でプレーしたんだ。僕が経験した中で最も活気あふれる雰囲気だったし、スポーツに対する人々の情熱がとても感じられた。ここでいいプレーをして、たくさんの人が僕の試合を見に来てくれることを願っているよ」と語った。

また、今月15日に現役引退を発表し、23日のレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)のR・ナダル(スペイン)とのダブルスが引退試合となったR・フェデラー(スイス)については次のように述べ、自身の引退についても明かした。

「まず第一に僕はロジャーと、彼がこのスポーツに貢献したことに対して、多大な敬意を払いたい。彼は壮大なキャリアを持ち、それは大きな誇りだよ。彼は多くの人に認知されたアスリートの1人だ。彼の引退はテニス界にとって悲しい瞬間だった。僕としては、テニスに別れを告げるときには家族やライバルなど、大切な人たちに集まってもらいたいと考えている。でも、テニスで達成できることはほとんどすべて達成したのに、まだテニスをしたいんだ。最高のプロフェッショナルなレベルでプレーしたいという情熱とハングリー精神は、まだ持っているよ」

今大会の上位4シードは1回戦免除のためジョコビッチは2回戦が初戦となり、世界ランク62位のT・モンテイロ(ブラジル)と同115位のP・アンドゥハル(スペイン)の勝者と対戦する。

なお、ジョコビッチは今後、10月3日に開幕する男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/ヌルスルタン、ハード、ATP500)への出場も予定している。

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(2022年9月28日7時39分)
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