日本代表監督に添田、杉山

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日本代表監督に就任する添田豪、杉山愛
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日本テニス協会は18日、男女の日本代表(ナショナルチーム)の新監督を発表し、男子代表監督に添田豪、女子代表監督に杉山愛が就任することが明らかになった。

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現在監督を務めている、男子国別代表デビスカップの岩渕聡、女子国別代表ビリー・ジーン・キングカップ(旧フェドカップ)の土橋登志久は今年3月に今季限りでの退任を表明。

任期は2023年から2期4年間、添田と杉山が日本代表監督を務め、今年12月に新体制で日本代表合宿が予定されている。また添田は今シーズン限りでの現役引退を表明した。

【添田豪コメント】
「トップで戦っている選手はデ杯で優勝する潜在能力がある。僕も優勝という大きな目標に向かって頑張りたい。これからプロになる若い選手については、長期プランを持って、トップで戦っているに選手に追いつき追い越せるようにしていきたい。一日一日頑張っていく」

【杉山愛コメント】
「私のころはフェド杯だったが、キャリアを振り返るとかけがえのない経験をさせてもらった。選手、スタッフと良いコミュニケーションを取って、素晴らしいチームジャパン、女子だけでなく男子とも力を合わせて、日本のテニス界を盛り上げていきたい。大きなチャレンジだが、そこにたくさんのエネルギーを注いでいきたい」

新監督の選考にあたっては、日本代表での出場経験、世界ランク100位以内など複数の基準に基づいて候補者を絞り込まれた。

土橋強化本部長は、男子新監督の添田について「意志が固く、デ杯で日本のために熱く戦った闘志が私の記憶に残っている。現役選手とのコミュニケーションにも長けており、代表だけでなくジュニアも含めた全体感を持っている」と選考理由を説明。

女子新監督の杉山については、「グローバルな視点を持ち、世界のトップで何年も活躍した。その「経験を選手に注ぎ込めば、世界の頂点を目指すチームに出来ると期待している」とコメントしている。

添田は2012年7月にシングルスで世界ランク自己最高の47位を記録。グランドスラム本戦に計18度出場し、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で2回戦に進出した。

2009年に現役を退いた杉山愛はシングルスでツアー6度の優勝を飾り、キャリアハイは8位。グランドスラムでは全豪オープンとウィンブルドンで8強、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では16強入りを果たし、歴代最多タイのグランドスラム62大会連続出場記録を誇っている。

ダブルスでは全豪オープンで準優勝、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンの3大会で優勝し、世界1位に輝いている。




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(2022年8月18日21時27分)
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