ナダルと初対戦は「夢の中」

ゲッティイメージズ
ボルナ・チョリッチ、ラファエル・ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は16日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク157位のB・チョリッチ(クロアチア)が予選を勝ち上がった同33位のL・ムセッティ(イタリア)を7-6 (7-2), 6-3のストレートで破り、2020年以来2年ぶり5度目の初戦突破を果たした。チョリッチは第2シードのR・ナダル(スペイン)との2回戦について「プレッシャーなくプレーができる」と語った。

>>ナダルらW&Sオープン男子 組合せ・結果<<

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今大会、ナダルは7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)準決勝を、腹部の負傷により棄権して以来、約1ヶ月ぶりの試合出場となる。

ナダルとチョリッチは5度目の顔合わせで2勝2敗。最後の対戦は2017年のナショナル・バンク・オープンの2回戦で、ナダルが6-1, 6-2のストレートで勝利している。

チョリッチのナダル戦に向けたコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、初対戦となった2014年のスイス・インドア(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)準々決勝を振り返って「超ハッピーだった」と語った。

「僕たちの準々決勝のスタジアムは満員だった。ただただ楽しんでいたのを覚えている。超ハッピーだったよ、まるでお菓子屋にいるキッズのようだった」

「気持ちよかった。あの瞬間、僕は自分の夢の中にいたんだ」

「そういう瞬間が好きなんだ、大舞台が大好きなんだ」

「彼のゲームは全部好きだよ。彼のゲームには何も問題はない。一つ一つのショットに目を向ければ良いんだ、彼はツアーで最高の選手の一人だから」

「それよりも彼のファイティング・スピリットを見習うべきで、それによって彼は僕たちのアイドルになっていると思う」

「(明日は)プレッシャーなくプレーができる。ここ2年間は(怪我の影響で)このような試合や競争がなかったから、今はより楽しむことができる。17歳や18歳のときよりも、さらに楽しめるようになったんだ」

ナダルとチョリッチの勝者は3回戦で、第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)と予選勝者のM・ギロン(アメリカ)の勝者と対戦する。

同日に行われた2回戦では、第1シードのD・メドベージェフ、第3シードのC・アルカラス(スペイン)、第13シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)、第14シードのM・チリッチ(クロアチア)が勝利し、16強入りを決めている。




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(2022年8月17日18時12分)
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