「これがライブスポーツ」

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ダニエル・エヴァンス
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男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は12日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク39位のD・エヴァンス(イギリス)が同34位のT・ポール(アメリカ)を1-6, 6-3, 6-4の逆転で破り、「ATPマスターズ1000」で自身2度目のベスト4進出を果たした。

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今大会では2回戦で第5シードのA・ルブレフ、3回戦で第10シードのT・フリッツ(アメリカ)を破ったエヴァンス。この日の第1セット、第3ゲームから5ゲーム連取を許し、39分で先行される。

続く第2セットではファーストサービスが入った時に85パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功し、43分で1セットオールに追いつく。

迎えたファイナルセット、エヴァンスは第2ゲームから3ゲームを連取し、ゲームカウント3-1とリード。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームで2度目のマッチポイントをものにし、2時間17分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでエヴァンスのコメントを紹介している。

「観客はこのためにチケットを買っている。これがライブスポーツだ。何が起こるか分からない。素晴らしい試合、素晴らしい雰囲気だった。以前、このコートでプレーしたことがある。日中も素晴らしかったけど、夜にプレーするのは特別なことだね」

エヴァンスは準決勝で世界ランク23位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)と対戦する。カレノ=ブスタは準々決勝で同82位のJ・ドレイパー(イギリス)を7-6 (7-4), 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)と第8シードのH・フルカチュ(ポーランド)が4強へ駒を進めた。




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(2022年8月13日16時32分)
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