キリオス「方向性明確」メド撃破

ゲッティイメージズ
世界ランク37位のキリオス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク37位のN・キリオス(オーストラリア)が第1シードのD・メドベージェフを6-7 (2-7), 6-4, 6-2の逆転で破り、2017年以来5年ぶり3度目のベスト16進出を果たした。

>>キリオスらナショナル・バンクOPの組合せ<<

前週のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)を制した好調のキリオスは今週もその調子を維持し、1回戦で世界ランク32位のS・バエス(アルゼンチン)をストレートで撃破。一方のメドベージェフは上位シード勢は1回戦免除のためこの日が初戦となった。

この試合、第1セットではセットポイントを握りながらもタイブレークの末に落としたキリオスだったが、第2セットでは第1ゲームでブレークに成功すると、そのリードを守り切りセットカウント1-1に追いつく。ファイナルセットでは5ゲームを連取するなど主導権を最後まで離さず、1時間59分で逆転勝ちして通算成績を3勝1敗とした。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはキリオスのコメントが掲載された。

「今回で4度目の対戦だったけど、過去も何度か勝っているんだ。僕たちは互いのことをよく知っていると思うよ。ランキングとかそういうものをみて試合に臨むタイプじゃないからね。今日はサーブ&ボレーとかバックからの積極的なプレーとか自分のプレーの方向性が明確だった。彼(メドベージェフ)よりも上手くできたと思う。第1セットは彼の勝ちだったけどね。今後もこの調子でいけたらいい」

3回戦では世界ランク21位のA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは2回戦で第15シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には同日には第4シードのC・ルード(ノルウェー)、第7シードのJ・シナー(イタリア)、第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)らが16強へ駒を進めたものの、第2シードのC・アルカラス(スペイン)は世界ランク34位のT・ポール(アメリカ)に逆転で敗れ姿を消した。




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(2022年8月11日13時57分)
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