フリッツ、マレー撃破「光栄」

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テイラー・フリッツ
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男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は9日、シングルス1回戦が行われ、第10シードのT・フリッツ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク48位のA・マレー(イギリス)を6-1, 6-3のストレートで下し、大会初の初戦突破を決めた。

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前週のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)3回戦で、D・エヴァンス(イギリス)との対戦中に熱中症によりファイナルセット途中で棄権をしたフリッツ。この日の第1セット、ファーストサービスが入ったときに85パーセントの確率でポイントを獲得。マレーに1度もブレークチャンスを与えず、リターンゲームでは第2・第4ゲームでブレークに成功し、38分で先行する。

続く第2セット、お互いにサービスキープが続き、第6ゲームから4ゲーム連取を奪い、1時間27分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでフリッツのコメントを紹介している。

「アンディ(マレー)とコートに立てるのは光栄なことだ。彼は僕がツアーに参加する前から、そして基本的に僕がツアーに参加している間中、圧倒的な強さを誇っているんだ、だから彼と戦えることだけでも名誉なことなんだよ」

「シーズン中は、いろいろな局面を経験するものだ。ハードコートのシーズンに良いリズムでプレーできたと思ったらクレーコートでプレーして、またハードコートに戻ると同じようにはいかないものさ」

「全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の前は、いつもこの時期に良いプレーができなかったから、今年はとても良い感じだ。今は、いいテニスができている」

フリッツは2回戦で世界ランク24位のF・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。ティアフォーは1回戦で同49位のB・ボンズィ(フランス)6-7 (6-8), 7-5, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。

同日に行われた1回戦では、第13シードのM・チリッチ(クロアチア)、第14シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)、第15シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第17シードのG・モンフィス(フランス)らが2回戦進出を決めている。一方、第11シードのM・ベレッティーニ(イタリア)は世界ランク23位のP・カレノ=ブスタ(スペイン)に3-6, 2-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。




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(2022年8月10日18時15分)
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