大坂なおみ 腰負傷で途中棄権

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腰を負傷した大坂なおみ
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女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)は9日、世界ランク39位の大坂なおみと同31位のK・カネピ(エストニア)のシングルス1回戦が行われたが、6-7 (4-7), 0-3の時点で大坂が棄権を表明したため、カネピが初戦突破を決めた。

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大坂は前週のムバダラ・シリコンバレー・クラシック(アメリカ/サンノゼ、ハード、WTA500)に全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約2カ月ぶりの公式戦出場を果たし、1回戦で世界ランク51位のジャン・チンウェン(中国)を撃破。2回戦に進出したものの、第6シードのC・ガウフ(アメリカ)にストレートで屈し姿を消していた。

この試合の第1セット、第5ゲームではミスもあり0-40とされた大坂。最後はダブルフォルトを犯し、先にブレークを許す。直後の第6ゲームではブレークバックのチャンスを掴むも活かせず。第7ゲーム終了時には腰の痛みを訴え、メディカルタイムアウトをとる。

その後もプレーを続けた大坂はカネピのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでブレークバックに成功。直後の第11ゲームで再びブレークを許すも第12ゲームで2度目のブレークバックに成功しタイブレークに突入する。それでも大坂は2度のミニブレークを許し先行される。

続く第2セットでは序盤で3ゲームを連取された大坂。ゲームカウント0-3の時点で腰の負傷により棄権を表明した。

カネピは2回戦で第8シードのG・ムグルサ(スペイン)と対戦する。今大会は上位8シードが1回戦免除のため、ムグルサは2回戦からの登場となる。

同日には第10シードのガウフ、世界ランク22位のA・アニシモワ(アメリカ)、同29位のC・ジョルジ(イタリア)らが2回戦に駒を進めている。




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(2022年8月10日6時13分)
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