WB複を制覇 四大大会で初優勝

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エブデン、パーセル
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テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、男子ダブルス決勝が行われ、第14シードのM・エブデン(オーストラリア)/ M・パーセル組が第2シードのN・メクティッチ(クロアチア)/ M・パビッチ(クロアチア)を7-6(7-5), 6-7(3-7), 4-6, 6-4, 7-6(10-2)のフルセットで破り、優勝を果たした。

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エブデン/ パーセル組はこの日、タイブレークの末に第1セットを先行するも、第2セットではタイブレークで敗れセットカウント1-1に。すると第3セットでは第1ゲームにこの日初めてブレークを奪われ、セットカウント1-2の展開に。

しかし第4セットでは第10ゲームでメクティッチ/ パビッチ組のブレークを破り勝負はファイナルセットへ。エブデン/ パーセル組は第5ゲームにブレークを許すも、第8ゲームでブレークバックに成功。この日3度目のタイブレークに突入すると、最後は4度のミニブレークを奪い4時間16分で同一戦を制した。

勝利したエブデンとパーセルはキャリア初のグランドスラム制覇を達成。試合後の記者会見では次のように語った。

■エブデン
「子供の頃からウィンブルドンで優勝するのが夢だった。ここ数年は、グランドスラムで勝てると信じていたし、自分にもそれができた。第5セットでタイブレークは、本当に厳しかった。彼ら(メクティッチ/パビッチ)は素晴らしい戦いをした。1回戦から、どのペアもタフで、信じられないような相手とばかり戦ってきた。ダブルスのレベルはとても高かったよ」

■パーセル
「グランドスラムを制覇すると、背中から倒れるんだ。背中に素晴らしいものを感じたよ。『そうだ、僕らは成し遂げたんだ』とね」

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(2022年7月10日11時28分)
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