ジョコ「完璧な試合だった」

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今季初優勝のノヴァーク・ジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は15日、シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-0, 7-6 (7-5)のストレートで破り、6度目の大会制覇を飾ると共に史上最多となるATPマスターズ38勝を成し遂げた。ジョコビッチは試合後「今日は完璧な試合だった」と語った。

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前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)では準決勝で世界ランク6位のC・アルカラス(スペイン)に敗れ決勝進出を逃したジョコビッチ。今大会の準決勝では第5シードのC・ルード(ノルウェー)をストレートで破り勝ち上がりを決め、史上5人目となるツアー大会通算1000勝の金字塔を達成した。

ジョコビッチは決勝で、直近の対戦で5連勝しているチチパスをストレートで破り、今季初優勝をおさめた。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにジョコビッチのコメントを掲載し「これ以上ないくらい素晴らしい1週間だった」と語った。

「今日は完璧な試合だった。大会中、1セットも落とさなかったんだ。クレーコートで練習を始めたときからそのプロセスを信じていた」

「僕はいつもここローマでピークを迎える。これまで6つのタイトルを獲得してきたし、準優勝やベスト4も多くあった。いつも多くの試合があり、コート上で競争力のある本当に良いテニスの週だった。このローマで、僕が求めていたものを全て手に入れることができたんだ」

「マドリッド以降はフィジカル面も本当に調子が良かったと思う」

「モンテカルロとセルビアで抱えていた体力的な問題は、すでにそこで解消されたように感じた。セルビアからマドリッドまでの間に、多くのフィットネスに時間を費やしたんだ」

「ローランギャロスに向けて、これ以上のものはないだろう」

「セルビア・オープンの決勝戦では体力的にとても苦労した。その後、マドリッドはより良いパフォーマンスを見せたけど、決定的な場面でのキレはまだ無かった。そしてここですべてが一つになり、カチッとはまったんだ」

ジョコビッチが出場予定の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は、22日に開幕を迎える。




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(2022年5月16日10時44分)
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