シフィオンテクが大坂超え

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イガ・シフィオンテク
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女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は11日、第1シードで世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)が同57位のE・ルース(ルーマニア)を6-3, 6-0のストレートで破り、初戦突破を決めるとともにツアー連勝記録を“24”に更新した。

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シフィオンテクは今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で優勝。4月のポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)では4大会連続優勝を達成した。

しかし、出場予定だった前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は右肩の負傷により欠場。今回はそれ以来の公式戦となる。

上位8シードが1回戦免除のため、この日が初戦となったシフィオンテクは第1セット、第1ゲームからブレークに成功するとその後は3度のブレークを奪って42分で先行する。

続く第2セット、勢いに乗ったシフィオンテクは3つのブレークを奪い6ゲームを連取。1ゲームも取られずわずか69分で試合を制した。

また、この結果によりここ3ヶ月間負けなしの女王シフィオンテクは連勝記録を24とし、大坂なおみの23連勝を超えて、V・ウィリアムズ(アメリカ)J・エナン(ベルギー)の記録に並んだ。

勝利したシフィオンテクは3回戦で第16シードのV・アザレンカと対戦する。元世界ランク1位のアザレンカは1回戦で世界ランク58位のC・オソリオ(コロンビア)をストレートで下しての勝ち上がり。

なお同日には、第2シードのP・バドサ(スペイン)や第3シードのA・サバレンカ、第4シードのM・サッカリ(ギリシャ)、第7シードのD・コリンズ(アメリカ)、第8シードのG・ムグルサ(スペイン)、第9シードのO・ジャバー(チュニジア)らが3回戦へ駒を進めている。

【2000年以降の連勝記録】
1.V・ウィリアムズ 35連勝(2000年)
2.S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
3.J・エナン32連勝(2008年)
4.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
5.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
6.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
7.シフィオンテク 24連勝(2022年)
7.J・エナン 24連勝(2005年)
7.V・ウィリアムズ24連勝(2002年)
9.大坂なおみ 23連勝(2021年)




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(2022年5月12日10時24分)
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