男子テニスのエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、室内ハード、ATP500）は２６日、シングルス１回戦が行われ、第１シードのＳ・チチパス（ギリシャ）が世界ランク２２位のＧ・ディミトロフ（ブルガリア）を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下し、初戦を突破した。

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チチパスはこの試合、ファーストサービスが入ったときに８２パーセントの高い確率でポイントを獲得。第１セットではディミトロフに３本のセットポイントを握られるも、しのいでセットを先取する。続く第２セットでは互いにサービスゲームをキープするも、チチパスが第１０ゲームでこの試合初めてのブレークに成功して１時間４１分の熱戦を制した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでチチパスのコメントを掲載し「ディミトロフはタフな選手で、今日の試合はとてもレベルの高いものだった。僕ら両方のテニスの質がすごくよかったんだ」と振り返った。

「試合全体を通して互いにいいプレーだった。僕もベストな攻撃を仕掛けていたし、最後のゲームで勝負強さを見せることができた。そこがこの試合の最も大切なところだった」

２回戦では世界ランク４９位のＦ・ティアフォー（アメリカ）と対戦する。予選を勝ち上がったティアフォーは１回戦で同３３位のＤ・ラヨビッチ（セルビア）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日の１回戦では第２シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）、第４シードのＣ・ルード（ノルウェー）、第６シードのＦ・オジェ アリアシム（カナダ）らが２回戦へ駒を進めた。

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