女子テニスのVTBクレムリン・カップ（ロシア/モスクワ、室内ハード、WTA500）は２２日、シングルス準々決勝が行われ、第１シードのＡ・サバレンカは世界ランク３７位のＥ・アレクサンドロワに3-6，4-6のストレートで敗れ、ベスト４進出とはならなかった。

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今月初めに新型コロナウイルスの陽性反応を示したため、BNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）を欠場していたサバレンカ。今大会は全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）以来 約１カ月ぶりの実戦となっており、初戦の２回戦では世界ランク４３位のＡ・トムヤノヴィッツ（オーストラリア）をフルセットで下していた。

この日は序盤からアレクサンドロワの強打に押されると、ファーストサービスが入ったときに８４パーセントの高い確率でポイントを獲得される。リターンゲームでは１度しかブレークにできずにいると、サービスゲームでは４度のブレークを奪われ、１時間１３分で力尽きた。

世界ランク２位のサバレンカは今大会に２０１６年以来５年ぶりの出場。また、当時は予選１回戦で敗れていたため、本戦は初となっていた。

勝利したアレクサンドロワは準決勝で第３シードのＭ・サッカリ（ギリシャ）と対戦する。サッカリは準々決勝で第８シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第９シードのＡ・コンタベイト（エストニア）、世界ランク３５位のＭ・ボンドロウソワ（チェコ）が４強へ駒を進めている。

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