女子テニスのVTBクレムリン・カップ（ロシア/モスクワ、室内ハード、WTA500）は１９日、第５シードのＯ・ジャバー（チュニジア）と世界ランク３７位のＥ・アレクサンドロワのシングルス１回戦が行われていたが、ジャバーが1-6，0-1で迎えた第２セット途中で右ひじを負傷し途中棄権となった。

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２０１８年大会で準優勝を果たしたジャバーは第１セット、４度のブレークチャンスを１度も活かせず。リターンゲームでは２度のブレークを許し、アレクサンドロワに先行される。迎えた第２セットの第１ゲームでブレークを許したジャバーはそのまま途中棄権した。

VTBクレムリン・カップの公式サイトはアレクサンドロワのコメントを掲載。負傷したジャバーについて次のように語った。

「最初のゲームから、彼女が１００パーセントの状態でないことは明らかだった。理由は簡単だと思う。アメリカから急ぎのフライトだったし、環境も大きく異なるから。さらに、この大会の前に何度も試合をしていことも影響していると思う」

勝利したアレクサンドロワは２回戦で世界ランク５７位のＡ・カリーニナ（ウクライナ）と対戦する。カリーニナは１回戦で同２８位のＤ・カサトキナを6-2, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第８シードのＳ・ハレプ（ルーマニア）、第９シードのＡ・コンタベイト（エストニア）、世界ランク３２位のＶ・クデルメトバ、同３５位のＭ・ボンドロウソワ（チェコ）、同５１位のＴ・マルティンコバ（チェコ）、同７９位のＡ・ペトコビッチ（ドイツ）が２回戦に駒を進めた。

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