全仏OP女王破りバドサが8強へ

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8強入りを決めたバドサ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)は12日、シングルス4回戦が行われ、第21シードのP・バドサ(スペイン)が第3シードのB・クレチコバ(チェコ)を6-1,7-5のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。

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今季、5月のセルビア・レディース・オープン(セルビア/ベオグラード、レッドクレー、WTA250)でツアー初タイトルを獲得するなど3大会でベスト4に進出し、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では四大大会初となる8強入りを果たしている23歳のバドサ。昨年末には70位だった世界ランクも現在は27位にまで浮上している。

この試合、バドサは4本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに71パーセントの確率でポイントを獲得。今年の全仏オープン女王であるクレチコバに3度のブレークを許したものの、リターンゲームでは強烈なウィナーを放つなど6度のブレークを奪い1時間25分で勝利した。

今大会、バドサは初戦の2回戦で世界ランク75位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)をフルセットで破ると、3回戦では第15シードのC・ガウフ(アメリカ)にストレート勝ちをおさめ16強に駒を進めていた。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはバドサのコメントが掲載されている。

「今日はとてもいい試合ができたと思う。彼女(クレチコバ)に対してはレベルの高い試合をしなくてはいけないと思っていたし、才能もあって素晴らしい選手の1人。そんな選手を倒せてとても満足。すべてのポイントを支配するために常にアグレッシブでいなければいけなかった。それが鍵だったけど、うまくいって本当に良かったと思う」

BNPパリバ・オープン準々決勝では第10シードのA・ケルバー(ドイツ)と対戦する。ケルバーは4回戦で世界ランク47位のA・トムヤノヴィッツ(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

また、同日には第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と第4シードのE・スイトリナ(ウクライナ)が4回戦で、前日には第1シードのKa・プリスコバ(チェコ)が3回戦で敗れているため、トップ4シードがベスト8不在となる波乱の展開となった。

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(2021年10月13日12時16分)
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