ジョコ戦を回想「言葉失った」

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(左から)ルーネとジョコビッチ
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の男子シングルス1回戦で、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に1-6, 7-6 (7-5), 2-6, 1-6で敗れた世界ランク145位のH・ルーネ(デンマーク)が当時を振り返った。

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この試合、18歳のルーネは第2セットをタイブレークの末にとったものの、ジョコビッチに8度のブレークを許し、2時間15分で力尽きた。

国際テニス連盟のITFは公式サイトでルーネのコメントを掲載し「ベッドに寝転がってインスタグラムをチェックしている時に彼(ジョコビッチ)と1回戦で対戦することになったと知った。誰かがメッセージをくれていたんだ。僕は言葉を失った。彼は尊敬してやまない選手だ。モナコで彼と一緒に練習したことがあるが、彼は単に上手いだけではなく卓越しており、完全な選手なんだ」と語った。

「試合は素晴らしいものだった。皆が声援を送り、僕の名前を叫んでくれた。最初は何を言っているか分からなかったけど、僕の名前を呼んでいることが分かったときは、とてもうれしくて、まるでコート上のR・フェデラー(スイス)のような気分になった」

また、初戦突破を決めたジョコビッチは決勝戦まで進出。1969年のR・レーバー(オーストラリア)以来52年ぶりとなる史上3人目の「年間グランドスラム(1年で全ての四大大会制覇)」の偉業達成を目前にしていたが、第2シードのD・メドベージェフに4-6,4-6,4-6のストレートで敗れた。

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(2021年9月16日13時07分)
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