錦織 日本から移動「疲れた」

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初戦突破を果たした錦織
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク67位の錦織圭が同68位のS・クエリー(アメリカ)を6-4,6-3のストレートで破り、東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)後の初戦を白星で飾って2回戦進出を果たした。試合後には「日本から来て本当に疲れていた」とコメントした。

>>錦織らシティOP対戦表<<

>>錦織vsブブリク 1ポイント速報<<

前週まで行われた東京オリンピックでは7月29日の準々決勝で世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)にストレート負けを喫していた錦織。この試合ではファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得するなどクエリーにブレークを許すことないプレーを披露。第2セット第6ゲームでは4度のブレークチャンスをしのぐ粘りを見せ、11度目となった対戦を1時間25分で制して通算成績を7勝4敗とした。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには錦織のコメントが掲載されている。

「僕らは何度も対戦してきた。サム(クエリー)との対戦は簡単ではない。素晴らしいサービスを持っているし、特にこのサーフェスでは彼の方がよりプレーする時間があった。それでもブレークできたゲームではとても良いリターンができていたし、今日の自分のプレーには満足している」

「第2セット第6ゲームの時が今日の試合で1番苦しかったところだった。あそこで彼にブレークを許していたら、あのセットは彼が手にしていたと思う。いくつかの厳しいポイントを防ぐことができた。ちょっとラッキーだったけど、あのゲームのあとはよりリラックスできて良いプレーができるようなったと思う」

また、東京オリンピックから続く疲労についても言及した。

「日本から来て本当に疲れていたし、今日の試合までに準備できるか分からなかった。でも、コートに立ったら特に問題もなく良いテニスをすることができた。初戦というのはいつも簡単なものではない。100%を期待してはいなかったけど、このような試合を続けていければと願っている」

2015年以来6年ぶり2度目のシティ・オープン優勝を狙う錦織は2回戦で第9シードのA・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。両者は初の顔合わせ。今大会は上位16シードが1回戦免除のためブブリクは2回戦からの登場。

今大会の第1シードはR・ナダル(スペイン)、第2シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第3シードはA・デ ミノー(オーストラリア)、第4シードはG・ディミトロフ(ブルガリア)、第5シードはJ・シナー(イタリア)、第6シードはD・エヴァンス(イギリス)、第7シードはC・ノリー(イギリス)、第8シードはR・オペルカ(アメリカ)

その他の日本勢では、世界ランク56位の西岡良仁が同192位のJ・ソック(アメリカ)と対戦したものの右足を負傷し途中棄権。同123位の内山靖崇は同88位のA・セッピ(イタリア)と顔を合わせたが、逆転負けを喫し姿を消した。

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(2021年8月3日22時57分)
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