錦織 五輪後初戦は快勝

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初戦突破を果たした錦織
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男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク67位の錦織圭が同68位のS・クエリー(アメリカ)を6-4,6-3のストレートで破り、東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)後の初戦を白星で飾って2回戦進出を果たした。

>>錦織らシティOP対戦表<<

>>錦織vsブブリク 1ポイント速報<<

前週まで行われた東京オリンピックでは準々決勝で世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)にストレート負けを喫していた錦織。この試合の序盤、錦織はバックハンドのダウンザラインを決めるなど安定したサービスとストロークを披露し、サービスゲームのキープが続く。第9ゲームでは強烈なフォアハンドウィナーを決め先行すると最後はクエリーのフォアハンドがアウトになりブレークに成功。第1セットを先取した。

第2セット、地元の声援を受けるクエリーが攻勢を強め第6ゲームでは4度のブレークチャンスを与えるも、錦織が粘りのプレーを見せサービスゲームをキープ。直後の第7ゲームで先にブレークを奪うと、その後もバックハンドボレーを放つなど最後まで挽回を許すことなく勝利した。

2015年以来6年ぶり2度目のシティ・オープン優勝を狙う錦織は2回戦で第9シードのA・ブブリク(カザフスタン)と対戦する。両者は初の顔合わせ。今大会は上位16シードが1回戦免除のためブブリクは2回戦からの登場。

今大会の第1シードはR・ナダル(スペイン)、第2シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第3シードはA・デ ミノー(オーストラリア)、第4シードはG・ディミトロフ(ブルガリア)、第5シードはJ・シナー(イタリア)、第6シードはD・エヴァンス(イギリス)、第7シードはC・ノリー(イギリス)、第8シードはR・オペルカ(アメリカ)

その他の日本勢では、世界ランク56位の西岡良仁が同201位のJ・ソック(アメリカ)と対戦する。同123位の内山靖崇は同88位のA・セッピ(イタリア)と顔を合わせたが、逆転負けで姿を消した。

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(2021年8月3日9時40分)
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