ジョコは全米の「優勝候補」

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(左から)ジョコビッチとナダル
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2日に開幕する男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)に第1シードで出場予定のR・ナダル(スペイン)は試合前に世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)について「彼が成し遂げていることは、素晴らしいことだと思う。(全米オープンで)彼は明らかに優勝候補の一人だ」とコメントした。

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東京オリンピック(日本/東京、ハード)に第1シードで出場していたジョコビッチは、準決勝で第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)に6-1, 3-6, 1-6のフルセットで敗れた。3位決定戦でも第6シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)に4-6, 7-6 (8-6), 3-6のフルセットで敗れ、銅メダル獲得とはならなかった。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでナダルのコメントを掲載し、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に出場予定のジョコビッチについて「彼はすでに(今季の四大大会で)3勝している。3勝したら間違いなく4勝できる」と語った。

「彼はハードコートでプレーすることになるが、それは最も得意とするサーフェスだ。もちろん、試合は難しい。シーズン最後の四大大会で優勝したいと思っている選手は他にもいるからね」

今シーズン、ジョコビッチは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で優勝。

1日にテニス競技の全日程が終了した東京オリンピックで金メダルを逃し、年間ゴールデンスラムの偉業達成は叶わなかったものの、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で優勝すれば年間グランドスラムを達成することになる。

また、シティ・オープンに出場予定のナダルはシード勢は1回戦免除のため、2回戦からの登場。世界ランク57位の西岡良仁と同201位のJ・ソック(アメリカ)(アメリカ)の勝者と初戦で対戦する。




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(2021年8月2日13時16分)
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