ジョコ 単メダル獲得ならず

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3位決定戦で敗れたジョコビッチ
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東京オリンピック(日本/東京、ハード)は31日、テニスの男子シングルス3位決定戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は第6シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)に4-6, 7-6 (8-6), 3-6のフルセットで敗れ、2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)以来2度目の銅メダル獲得とはならなかった。

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この日、ジョコビッチは激しいラリー戦の末に第5ゲームでブレークを許すと、第10ゲームでは最後カレノ=ブスタにサービスエースを決められて第1セットを落とす。

第2セットは両者サービスキープを続け、タイブレークへ突入。ジョコビッチはカレノ=ブスタにマッチポイントを握られたがミスを誘い出してピンチをしのぎ、セットカウント1-1に追いつく。

ファイナルセットは第1ゲームでブレークチャンスを握ったジョコビッチだったが、このチャンスを逃すと、第2ゲームでブレークされる。第3ゲームでカレノ=ブスタにサービスキープされたジョコビッチは怒りでラケットを破壊した。その後も挽回できなかったジョコビッチは2時間30分を超える激闘の末に力尽きた。

ジョコビッチは前日の男子シングルス準決勝で第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)に逆転負けを喫して決勝進出を逃し、1年で全ての四大大会とオリンピックを制覇する『年間ゴールデンスラム』達成の夢が絶たれていた。

同日にジョコビッチはN・ストヤノビッチ(セルビア)との混合ダブルス3位決定戦で、A・バーティ(オーストラリア)/ J・ピアース(オーストラリア)組と銅メダル獲得をかけて対戦する。

また8月1日に予定されている男子シングルス決勝では、ズベレフと第12シードのK・ハチャノフが顔を合わせる。




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(2021年7月31日17時55分)
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