東京オリンピック(日本/東京、有明テニスの森、ハード)は30日、テニスの男子シングルス準決勝が行われ、第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を1-6, 6-3, 6-1の逆転で下してオリンピック初の決勝進出を果たし、銀メダル以上の獲得が確定した。
>>ジョコビッチら東京オリンピック対戦表<<
>>ズべレフvsハチャノフ 1ポイント速報<<
この日、ズベレフはジョコビッチに第3ゲームから5ゲームを連取されて第1セットを落とす。
第2セットもミスを重ね、いら立ちを隠せないズべレフは第5ゲームで先にブレークを許す。しかしパッシングショットを決めるなどして息を吹き返すと、第6ゲームから4ゲームを連取してセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセットではミスを連発するジョコビッチから第1ゲームでブレーク。第2ゲームでは4本のブレークポイントをしのぐと、リードを広げてジョコビッチに逆転勝ちした。
金メダル獲得をかけた決勝では、第12シードのK・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは準決勝で第6シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。
一方、敗れたジョコビッチは銅メダルをかけた3位決定戦ではカレノ=ブスタと顔を合わせる。
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