28日に本戦が開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は23日、男子シングルス予選2回戦が行われ、第5シードで世界ランク116位の内山靖崇が同ランク314位のD・セラ(イスラエル)を6-7(4-7), 7-5, 6-4の逆転で破り、予選決勝進出を決めた。
>>内山靖崇vsオッテ 1ポイント速報<<
内山は第1セットをタイブレークの末に落とすも、試合全体を通じて17本のサービスエースを決めるなどファーストサーブでのポイント獲得率が80%と高く、セラに与えたブレークチャンスはわずかに1度。逆に3度のブレークに成功して、元世界ランク29位のセラを2時間25分の熱戦の末に振り切った。
内山は自身2度目の本戦出場をかけた予選決勝で、世界ランク152位のO・オッテ(ドイツ)(ドイツ)と対戦する。
前回大会の2019年では予選を勝ち抜いて本戦初出場を果たし、1回戦でT・サングレン(アメリカ)に6-3, 2-6, 4-6, 3-6で敗れている。
3試合を勝ち抜くと本戦出場権が与えられる予選には日本男子勢で内山のほか、添田豪、伊藤竜馬、望月慎太郎の3名が出場していたが、添田は前日の1回戦で、伊藤と望月は2回戦で敗れている。
また日本勢では錦織圭、西岡良仁、杉田祐一が本戦より出場予定。
ウィンブルドンは昨年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1968年のオープン化以降で初の中止に。今年は観客を会場のキャパシティの50パーセントを上限に動員するとし、男女シングルスの決勝が行われる7月10日、11日の2日間のみ、100パーセントを迎え入れることを発表している。
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