薬物反応の処分撤回に「安堵」

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ダヤナ・ヤストレンスカ
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女子テニスで世界ランク37位のD・ヤストレンスカ(ウクライナ)は22日にツイッターを更新し、同日に国際テニス連盟ITFが自身の禁止薬物接種違反について下されていた暫定的な出場停止処分を解除したことについて声明を発表した。

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21歳のヤストレンスカは、昨年11月の検査で禁止薬物であるアナボリックステロイドの陽性反応示したことで、今年の1月7日からツアー大会の出場を禁止されていた。その後ヤストレンスカ側は処分の撤回を要求していたが、その申請は通ることはなかった。

しかし、今回ITFはヤストレンスカから2度目となる聴取を行い「薬物が体内に入った経緯に関するヤストレムスカの説明を受け入れ、今回の違反における彼女の責任および過失はなかった」と判断。これにより暫定的な出場停止処分は撤回され、ツアーへの参加が可能となった。

ヤストレンスカは同日にツイッターを更新し「不正に関する事がクリアになったことを報告することができて、うれしく安堵の気持ちでいる。2021年5月21日に本格的な審理が行われ、やっと裁判所へ証拠を提示することができた。その判決は昨日受け取った。禁止薬物の陽性反応が出たのは汚染によるもので、自分に過失や不注意があったわけではないということが受け入れられたため、自分に制裁を課すべきではないということが承諾された。そのため、今すぐにでもテニスを再開することが許されることとなった」とコメント。

続けて「ここまでの6カ月間は多くのことを乗り越えてきたし、批判的なコメントに対処することは困難だった。家族、弁護士、エージェント、トップ5マネージメントのチームには、常に尽きることのないサポートをしてくれたことに多大な感謝の気持ちを送りたい。この困難の時期に愛情やメッセージをくれたファンの方々にもありがとうと言いたい。今は、自分の情熱であるテニスに戻れることを楽しみにしている。長い間、その情熱を奪われていた。ツアーへ戻ることが待ちきれない。みなさん、なるべくすぐにまた会いましょう」とした。

ヤストレンスカが最後に公式戦を戦ったのは昨年11月のレディース・リンツ(オーストリア/リンツ、室内 ハード、WTA インターナショナル)1回戦で、そのときはG・ミネン(ベルギー)(ベルギー)にストレートで敗れている。

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(2021年6月23日15時37分)
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