今月２８日に本戦が開幕するウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は２２日、男子シングルス予選１回戦が行われ、予選第５シードで世界ランク１１７位の内山靖崇は、ワイルドカードで出場の世界ランク３７５位のＲ・ペニストン（イギリス）を3-6, 6-2, 6-4のフルセットで下し、２回戦へ進出した。

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内山は３度のサービスブレークを許して第１セットを落とすも、第２セットは第１ゲーム、第７ゲームでブレークに成功して１セットオールとする。

ペースを握った内山はファイナルセットでも２度のブレークに成功して、２時間１０分で勝利した。

３試合を勝ち抜くと本戦出場権が得られる予選は、当初２１日に１回戦が行われる予定だったが、雨天により全試合が２２日に順延。

同日に行われた予選１回戦では、世界ランク５００位の望月慎太郎、同２２７位の伊藤竜馬がすでに２回戦進出を決めており、同１７７位の添田豪は第４試合で同２１８位のＳ・スタコフスキ（ウクライナ）と対戦する。

また日本勢では錦織圭、西岡良仁、杉田祐一、ダニエル太郎が本戦より出場予定。

ウィンブルドンは昨年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で１９６８年のオープン化以降で初の中止に。今年は観客を会場のキャパシティの５０パーセントを上限に動員するとし、男女シングルスの決勝が行われる７月１０日、１１日の２日間のみ、１００パーセントを迎え入れることを発表している。

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