テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は２２日、世界ランク２２５位の伊藤竜馬と同１８２位のＥ・イメル（スウェーデン）のシングルス予選１回戦が行われ、6-3, 6-4のストレートで伊藤が勝利した。

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第１セット、イメルに４度のブレークチャンスを与えるも、１度に抑えた伊藤。リターンゲームでは２度のブレークに成功し、6-3で伊藤が先取。

第２セット、お互いにゲームをキープして迎えた９ゲーム目で伊藤がブレークに成功。6-4でこのセットを取った伊藤がイメルにストレートで勝利。１時間２１分の試合を制した。

伊藤のほか日本勢では、予選第５シードで世界ランク１１７位の内山が初戦でワイルドカードで出場の世界ランク３７５位のＲ・ペニストン（イギリス）と対戦。添田豪は同２１８位のＳ・スタコフスキ（ウクライナ）と対戦し、勝利すれば伊藤と予選決勝で対決する。また、第１試合に組まれていた同５００位の望月慎太郎と同１６０位のＨ・ガストン（フランス）の試合は、1-6, 6-2, 6-4で望月が逆転で勝利している。

予選１回戦は２１日より開始予定だったが雨天により、全試合が２２日に順延。３試合を勝ち抜くと本戦出場権が得られる。

ウィンブルドンは昨年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で１９６８年のオープン化以降で初の中止に。今年は観客を会場のキャパシティの５０パーセントを上限に動員するとし、男女シングルスの決勝が行われる７月１０日、１１日の２日間のみ、１００パーセントを迎え入れる予定。

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