フェデラー「大きな挑戦」

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ロジャー・フェデラー
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男子テニスのノベンティ・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は16日、シングルス2回戦が行われ、第5シードのR・フェデラー(スイス)は世界ランク21位のF・オジェ アリアシム(カナダ)に6-4,3-6,2-6の逆転で敗れ、2019年以来2年ぶり18度目のベスト8進出とはならなかった。試合後には「これは僕にとってとても大きな挑戦だ。これまで複数回の手術などを乗り越えてきた人たちには僕が何を言っているかわかるだろう」とコメントした。

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2019年以来2年ぶり11度目の大会制覇を狙っていたフェデラー。この日は第1セットを先取するも、第2・第3セットは20歳のオジェ アリアシムからブレークポイントを握ることができず、1時間44分で力尽きた。

会見では「事は単純にはいかない。自分を疑ってしまうことが最大の難関で、痛みや次の日のこと、次の朝に起きた時の第1歩目でどうなっているかを考えてしまうんだ。この考えが自分たちを妨げる」と語った。

「もちろんオジェ アリアシムは素晴らしい選手だし、今日は僕よりもいいプレーをした。どのみち負けていただろう。でもここはプレーするのが難しいコートだから、戻って来れたことなどに感謝すると同時にハレで勝つことの難しさを知ったよ」

「リハビリについてはまったく気にしていない。これも楽しめることの1つだ。ただコートに戻るとどうしても以前のようなパフォーマンスを求めてしまい、気持ちが落ち込んでしまうこともある。そして、それの解決策を探していくんだ。毎試合で情報を手に入れて、解決に導いていく必要がある」

大会初のベスト8進出を果たしたオジェ アリアシムは準々決勝で世界ランク75位のM・ギロン(アメリカ)と対戦する。ギロンは2回戦で、同45位のJ・シュトルフ(ドイツ)を逆転で下しての勝ち上がり。

同日には第4シードのA・ルブレフや世界ランク128位のP・コールシュライバー(ドイツ)らが8強へ駒を進めている。

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(2021年6月17日8時02分)
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