17歳ガウフ 女王棄権で4強

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コリ・ガウフが準決勝進出
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのA・バーティ(オーストラリア)と17歳のC・ガウフ(アメリカ)が対戦し、バーティが6-4, 2-1とリードしている場面で右腕の負傷により途中棄権をし、ガウフが準決勝へ進出した。

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左大腿部にテーピングを巻いてこの試合に臨んだ女王バーティは、第1セットの第3ゲームでガウフに先にブレークを許すもその直後にブレークバックに成功。第5ゲームからは右腕にアームサポーターを着用し、第10ゲームで再びブレークし第1セットを先取。
第2セット、互いにサービスキープをして第3ゲームを終えた場面でバーティは右腕の痛みによる途中棄権を申し出た。

女子テニス協会のWTA公式サイトには試合後のバーティのコメントが掲載されている。

「プレー中に(右腕の)痛みがひどくなった。プレーをやめる決断をすることはとても難しい。最後まで試合をできないことは、私が一番嫌いなことだから」
「でも今日は2週間後(全仏オープン)に万全の状態で臨めるように、身体が訴えていることに耳を傾けることがとても重要だった」」

一方、思わぬ形で自身初のWTA1000での準決勝進出が決まったガウフは「世界ナンバーワンの選手との対戦で、このような勝ち方をするのは良い気分ではない。彼女が全仏オープンまでに回復することを願っている」とコメント。

ガウフは今大会、1回戦でY・プチンセワ(カザフスタン)、2回戦で第17シードのM・サッカリ(ギリシャ)、そして3回戦では前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)で優勝した第7シードのA・サバレンカを下して準々決勝まで勝ち上がっており、「特に3回戦までの試合には、とても満足している。準決勝に進むことができて最高」と語った。

勝利したガウフはトップハーフの準決勝で、第5シードのE・スイトリナ(ウクライナ)と第15シードのI・シフィオンテク(ポーランド)の勝者と対戦する。

またボトムハーフの準決勝には第9シードのKa・プリスコバ(チェコ)と世界ランク25位のP・マルティッチ(クロアチア)が進出している。

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(2021年5月15日8時49分)
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