男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)が第13シードのD・シャポバロフ(カナダ)を3-6, 6-4, 7-6 (7-3)の逆転で破り、12年連続15度目のベスト8進出を果たした。
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2019年以来2年ぶり10度目の優勝を狙うナダルは第1セット、シャポバロフに3度ブレークされて第1セットを落とす。
第2セットでもシャポバロフの攻撃的なストロークに翻弄されるナダルは開始から3ゲームを連取される。しかしその後パッシングショットを決めるなど5ゲームを連続で獲得。試合の流れを掴み、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、互いに1ブレークずつで迎えた第11ゲームで3度のブレークチャンスを握るもナダルは取り切ることができず。しかし第12ゲームでは2本のマッチポイントをしのぐと、タイブレークを制して3時間を超える死闘の末に勝利した。
準々決勝では、第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)と世界ランク45位の錦織圭の勝者と対戦する。
同日の3回戦では第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードのS・チチパス(ギリシャ)らが8強へ駒を進めた。
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