ロシア勢対決制し初16強へ

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マドリッドOPでのカラツェフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は12日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク27位のA・カラツェフが第3シードのD・メドベージェフを6-2,6-4のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たした。

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ツアー初対戦となったこの日、カラツェフはメドベージェフに5本のサービスエースを決められるなど苦戦するも、ストローク戦では強烈なフォアハンドを武器に主導権を握り3度のブレークに成功。サービスゲームではファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、1度もブレークを許すことなく1時間17分で完勝した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはロシア勢対決を制したカラツェフのコメントが掲載されている。

「すごくうれしいよ。本当にタフな試合だった。メドベージェフはビッグサーバーなので、どうなるかわからなかった。リターンするのは大変だったけどうまくできたよ」

ベスト8進出がかかる3回戦では世界ランク47位のR・オペルカ(アメリカ)と対戦する。オペルカは2回戦で同82位のL・ムセッティ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

27歳のカラツェフは今季、2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会本戦デビューながら4強入りを果たしブレイク。3月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)ではツアー初優勝を果たした。

同日には第2シードのR・ナダル(スペイン)、第4シードのD・ティーム(オーストリア)、第5シードのS・チチパス(ギリシャ)、第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第7シードのA・ルブレフ、第9シードのM・ベレッティーニ(イタリア)、第10シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)らが3回戦へ駒を進めた。

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(2021年5月13日16時12分)
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