男子テニスのBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）は１０日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク２７位のＡ・カラツェフが同４６位のＭ・キツマノビッチ（セルビア）を7-6 (7-2)，6-4のストレートで破り、大会初の初戦突破を果たした。

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今季、２月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で四大大会本戦デビューながら４強入りを果たしブレイクしたカラツェフ。

BNLイタリア国際初出場となったこの日は５本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに８２パーセントの高い確率でポイントを獲得。キツマノビッチに１度ブレークされたものの、リターンゲームでは２度のブレークを奪い、１時間４２分で勝利した。

２回戦では同国ロシアで現在ナンバー１に君臨している世界ランク２位で第３シードのＤ・メドベージェフと対戦する。両者はツアー本戦では初の顔合わせ。チャレンジャー大会の予選などでは２０１６年までに２度対戦しており、いずれもカラツェフが勝利している。

今大会は上位８シードまでが１回戦免除のため、メドベージェフはこの試合が初戦となる。

同日には世界ランク１８位のＪ・シナー（イタリア）や同４３位のＭ・チリッチ（クロアチア）、同４５位の錦織圭らが２回戦へ駒を進めた。

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