ズベレフ「幸せ」MS4勝目

ゲッティイメージズ
優勝を果たしたズベレフ
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は9日、シングルス決勝が行われ、第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)が第8シードのM・ベレッティーニ(イタリア)を6-7 (8-10), 6-4, 6-3の逆転で破り、2018年以来3年ぶり2度目の優勝を果たした。試合後には「とても幸せ」と語り、「ATPマスターズ1000」4つ目のタイトル獲得の喜びを語った。

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決勝戦、ズベレフはタイブレークの末に第1セットを落としたものの、第2セットではファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。ベレッティーニにブレークチャンスを与えることなくセットカウント1-1に追いつく。

ファイナルセットではストローク戦で主導権を握り攻撃的なプレーを披露すると、2度のブレークに成功。サービスゲームでは3本のサービスエースを決めるなどブレークを許さず、2時間40分で逆転勝ちをおさめた。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには3月のアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)に続く今季2勝目、通算15個目のタイトルを手にしたズベレフのコメントが掲載された。

「マスターズ1000の決勝では過去3回くらい負けていたから今回の勝利は素晴らしいことだ。間違いなく特別なことだし、とにかく今はこの気分を楽しみたいと思っているよ」

24歳のズベレフにとって「ATPマスターズ1000」のタイトルは2018年の同大会を制覇して以来3年ぶり4度目。決勝までは2018年のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATPマスターズ)、2019年のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)、昨年のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、 ATP1000)と3度進んでいたものの、全て準優勝に終わっていた。

今大会はR・ナダル(スペイン)D・ティーム(オーストリア)など優勝候補を破り決勝に進出。最後は公式戦8連勝中の好調ベレッティーニを破りトロフィーを獲得した。

「マッテオ(ベレッティーニ)のゲームスタイルは今週初めての感じだったんだ。クレーで時速235キロのサーブが打てる選手とは対戦してなかった。間違いなく違う試合になったけど、今は勝ててとても幸せだよ」

今週、ズベレフはBNLイタリア国際に第6シードとして出場。2017年には優勝を飾っている地で「ATPマスターズ1000」2大会連続となる制覇を狙う。

「ローマも好きな大会なので、ここでやったようなパフォーマンスができればと思っているし、現地でどうなるか見てみたい。最高の気分だ」

一方、敗れたベレッティーニは「ATPマスターズ1000」初の決勝進出となったが、悲願のタイトルを獲得することができなかった。

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(2021年5月10日10時18分)
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