7連勝ベレッティーニが4強

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マッテオ・ベレッティーニが逆転勝ち
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は7日、シングルス準々決勝が行われ、第8シードのM・ベレッティーニ(イタリア)が第16シードのC・ガリン(チリ)を5-7, 6-3, 6-0のフルセットで下し、準決勝へ進出した。

>>マドリッドOP男子対戦表<<

>>マドリッドOP女子対戦表<<

過去1勝1敗の両者の対戦は第1セット、ベレッティーニが9本のサービスエースを放つも、ガリンが2度のブレークチャンスをものにして、7-5で先取。第2セット、第3ゲームで先にブレークに成功したガリンがゲームカウント3-1とリードするも、ベレッティーニが第6ゲーム、第8ゲームとブレークして6-3で挽回する。ファイナルセットに入るとガリンがダブルフォルトを4本犯すなど1ゲームもキープすることができず、最後はベレッティーニがこの日14本目のサービスエースを決めて、試合を締めくくった。試合時間は2時間6分。

ベレッティーニは今季、2月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)4回戦を腹筋の負傷により棄権。約2カ月間の休養期間を経て4月に出場した復帰第2戦のセルビア・オープン(セルビア/ベオグラード、レッドクレー、ATP250)で優勝を飾り、同大会を含め現在マッチ7連勝中。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには、ベレッティーニのコメントが掲載され、「怪我をして精神的に厳しいところから、ここに来られたことをとても誇りに思っている。ベオグラードでは、より強くなって戻ることができ、今回は自分の中にある強さを証明することができた」とコメント。

勝利したベレッティーニは、C・ルード(ノルウェー)と決勝への切符をかけて8日に準決勝を戦う。両者は4度目の対戦で、ルードの2勝1敗。直近の対戦は2020年9月に行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATPマスターズ)の準々決勝で、ルードが4-6, 6-3, 7-6(7-5)の逆転勝ちを納めている。

ベレッティーニは、ルードについて「彼は特にクレーコートでは素晴らしい選手だ。今シーズンの彼は本当に良いプレーをしていて、とても安定している」

「僕たちはいつも厳しい試合をしてきた。去年のローマでの試合はとてもトリッキーだった。悪い意味ではなく、今回はリベンジをしたいと思っている」

ベレッティーニとルードの準決勝は現地8日の21時(日本時間9日4時)以降に組まれており、もう一方の準決勝では第3シードのD・ティーム(オーストリア)と第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)が現地16時(日本時間23時)以降に対戦する。

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(2021年5月8日9時04分)
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