男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン（スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000）は６日、シングルス３回戦が行われ、第５シードのＡ・ズベレフ（ドイツ）が世界ランク２６位のＤ・エヴァンス（イギリス）を6-3，7-6 (7-3)のストレートで破り、２０１９年以来２年ぶり４度目のベスト８進出を果たした。

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＞＞ナダルvsズベレフ 1ポイント速報＜＜

２回戦で世界ランク４３位の錦織圭を下したズベレフはこの日、６本のダブルフォルトを犯すものの７本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに８０パーセントの高い確率でポイントを獲得。

４月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）ではＮ・ジョコビッチ（セルビア）らを破り４強入りを果たしたエヴァンスに１度ブレークを許したが、リターンゲームではそれを上回る２度のブレークを奪い、１時間３７分で勝利した。

ズベレフは準々決勝で第１シードのＲ・ナダル（スペイン）と対戦する。ナダルは３回戦で世界ランク７６位のＡ・ポピリン（オーストラリア）をストレートで下しての勝ち上がり。両者は８度目の顔合わせでズベレフの２勝５敗。直近では昨年１１月のロレックス・パリ・マスターズ（フランス/パリ、室内ハード、 ATP1000）準決勝で対戦し、ズベレフがストレートで勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルとの対戦に臨むズベレフのコメントが掲載されている。

「過去数回の対戦では彼（ナダル）に勝っているけど、クレーコートで彼に勝とうとするのは全然違う。これまでもタフな戦いをしてきた。何度か連続して彼に勝つと、次の対戦では自分を倒そうともっと意欲的になると思うんだ」

「このサーフェスは跳ね返りが大きいから、サーブがより速くコートを通過する。他のクレーコートよりもアグレッシブにプレーできるんだ。でも、ラファ（ナダル）はどこに行っても優勝候補だと思うしそれは変わらない」

「ビッグ３のような選手との対戦は大会後半の最大の場面でプレーすることが多い。僕も人生で何度も彼らに負けたことがあるから、明日はそういうケースにならないことを願っているよ」

同日には第３シードのＤ・ティーム（オーストリア）や第８シードのＭ・ベレッティーニ（イタリア）らが８強へ駒を進めた。

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