ナダルに敗退も「特別」

ゲッティイメージズ
(左から)アルカラス、ロペス、ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は5日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク120位のC・アルカラス(スペイン)は第1シードのR・ナダル(スペイン)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、大会初のベスト16進出とはならなかった。試合後には同日に18歳の誕生日を迎えたアルカラスを祝うセレモニーが行われた。

18歳になったアルカラスはこの試合、同胞であるナダルに5度のブレークを許して1時間17分で敗退。試合直後にはトーナメントディレクターであるF・ロペス(スペイン)がケーキを持って登場し、アルカラスの誕生日を祝福した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトでアルカラスのコメントを掲載しており「もっとできたと思うけれど、やっぱりナダルは強かった。彼との初対戦はとても難しい。でも対戦できること自体がすごく特別なんだ」と語った。

「次対戦するときは全く違う試合になるだろう。どうプレーすればいいのかを理解しているから。今回はポイントを早く終わらせようとしすぎてしまったと思う。ときどきコートの反対側にナダルがいることさえ忘れてしまった」

「もっと我慢強くするべきだった。でも今後絶対忘れられない経験になったよ」

勝利したナダルは3回戦で世界ランク76位のA・ポピリン(オーストラリア)と対戦する。ポピリンは2回戦で第14シードのJ・シナー(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。

同日の2回戦では第2シードのD・メドベージェフ、第4シードのS・チチパス(ギリシャ)、第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第16シードのC・ガリン(チリ)らが3回戦へ駒を進めた一方、第7シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)や第9シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)らは姿を消した。

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(2021年5月6日18時40分)
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