大坂なおみ敗退 4強ならず

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完敗を喫した大坂
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女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの大坂なおみは第23シードのM・サッカリ(ギリシャ)に0-6,4-6のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出とはならなかった。

>>マイアミOP対戦表<<

この試合の序盤、大坂は強烈なサービスを武器にサッカリを押し込むもダブルフォルトを犯すなど第1・第3ゲームと連続でブレークを許す苦しい立ち上がりとなり、サッカリに4ゲームを連取される。その後もストロークのミスを連発した大坂は第5ゲームでもブレークされるなど、ファーストサービスが入る確率が35パーセントと安定感を欠き、1ゲームも奪うことができないまま第1セットを落とした。

第2セット、第1ゲームでこの日初めてのサービスゲームのキープに成功した大坂は、第2ゲームでこのブレークを奪い先行する。しかし、第7ゲームでは再びストロークのミスが相次ぐと、最後は強烈なバックハンドウィナーを決められブレークバックを許すと主導権はサッカリに。その後もミスが止まらない大坂は第9ゲームでブレークを許すと、世界ランク25位のサッカリの強打に対抗することができず、5度目の顔合わせとなった一戦に敗れ通算対戦成績を3勝2敗とした。

また、今回の敗戦で大坂は自身による2度の試合前の棄権を除き、昨年2月に行われた国別対抗戦フェドカップ(スペイン/ムルシア、クレー)スペイン戦のS・ソリベス=トルモ(スペイン)との一戦以来となる試合での敗北となった。

マイアミ・オープン初の4強入りとなった25歳のサッカリは、準決勝で第8シードのB・アンドレースク(カナダ)と世界ランク58位のソリベス=トルモのどちらかと対戦する。

昨年の同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていたため、今回が2年ぶりの開催となっている。

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(2021年4月1日3時21分)
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