錦織 2年ぶりの4強ならず

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準々決勝で敗れた錦織圭
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は5日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク45位の錦織圭は同26位のB・チョリッチ(クロアチア)に6-7 (2-7),6-7 (4-7)のストレートで敗れ、2019年以来2年ぶり2度目のベスト4進出とはならなかった。

>>チョリッチらロッテルダム対戦表<<

この試合の序盤は互いにサービスゲームのキープが続くも、第5ゲームでは錦織がバックハンドのスライスなどでチョリッチのリズムを崩すと、最後はチョリッチがダブルフォルトを犯し初のブレークに成功。しかし、直後の第6ゲームでは錦織のセカンドサーブで攻め込まれブレークバックを許す。迎えたタイブレーク、錦織はストローク戦でチョリッチの攻撃を抑えることができず第1セットを落とした。

第2セットでは勢いに乗るチョリッチに試合の主導権を握られると、第1ゲームで先にブレークを許す苦しい展開に。第4ゲームで錦織はストロークでチョリッチのミスを誘い出しブレークバックするも、再び突入したタイブレークでは強烈なバックハンドウィナーを決められるなど苦戦し力尽きた。

2019年のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)以来 約2年2カ月ぶりのツアータイトル獲得を狙っていた錦織だったが、今大会は準々決勝で姿を消すこととなった。

一方、大会初の4強入りを果たしたチョリッチは準決勝で世界ランク56位のT・ポール(アメリカ)と同59位のM・フチョビッチ(ハンガリー)のどちらかと対戦する。

同日には第2シードのS・チチパス(ギリシャ)、第4シードのA・ルブレフが4強へ駒を進めた。

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(2021年3月6日9時40分)
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