マレーの現状をコーチ明かす

男子プロテニス協会のATPは3日に公式サイトで元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)のコーチであるジェイミー・デルガド氏のコメントを掲載した。

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これまで臀部の痛みに苦しめられてきたマレーは、昨年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)開幕前に引退を示唆するコメントを発表。その後は復帰し、10月のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)で優勝を飾るも、その後再びツアーを離れている。

デルガド氏は「マレーとはマイアミをプレーする可能性があったから、数週間前にハードコートで練習した。でもインディアンウェルズの中止の後、決定を保留にした。そしてクレーコートでも練習した後、世界が少しづつ閉まってきた。これからどうなるか待って様子を見なければならない」と明かした。

テニスツアーは現在、新型コロナウイルスの影響により7月13日まで大会の開催を中止している。

「テニスは国際的なスポーツで、選手、コーチ、オフィシャル、スポンサー、そしてファン全員が関わっている。誰も飛行機に乗らなくてもよい国内だけのフットボールリーグではない。マレーの身体的調子を考えると、このツアー延期は僕らに必要なものだったとは思う」

「ロンドンでは、全てのテニスクラブやテニスコートが閉まっている。だからボールを打つのが難しい。マレーは家にコートを持っていない。でもラケットを握って壁打ちをすることだけでも大事なこと」


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(2020年4月4日12時24分)
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