フェデラー 決勝ジョコを警戒

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は12日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードのR・フェデラー(スイス)が第3シードのR・ナダル(スペイン)を7-6 (7-3), 1-6, 6-3, 6-4で下して決勝進出を果たし、2017年以来2年ぶり9度目の優勝に王手をかけた。決勝では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。

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フェデラーはジョコビッチとの通算48度目の対戦へ向けて「今日のナダルと同じような感じになると思う。ここ数年間で15回以上も対戦している選手とやると、それほどやるべきことは残っているものはないんだ。接戦になった時、どちらがその日よくて、精神的に落ち着いていて、体力が残っていて、タフだったかが問題になる」と語った。

「テニスは引き分けがない。時には、とても残酷なものとなる。いつもいい選手が勝つとは言いたくない。今日のように、ナダルが最後のゲームをブレークできていたなら、まだプレーできていたのだから。誰にも分からない」

フェデラーはジョコビッチに22勝25敗と負け越しており、昨年10月のパリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)準決勝ではフルセットの死闘の末に惜敗してる。

「今は決勝に向けてトレーニングする体力はあまりない。回復量の問題だ。明日の練習と、次の日のウォーミングアップでボールを打つ。でも、戦術がもっと重要になる」

「(前哨戦の)ハレでも優勝し、とても安定したシーズン。道は整っている。ここから大きな自信と共に試合へ臨める」

「ジョコビッチのことを考えるとまず思い浮かぶのは、左後ろにとぶ動き。数えきれない試合に勝ってきた彼(ジョコビッチ)は、あのサイドを守るのが誰よりもうまい。彼ほどしつこくプレーをすることは誰もできない」

「ウィンブルドンテニス」
歴史と伝統を誇るウィンブルドンテニス。グランドスラム通算20勝のフェデラー、昨年の覇者ジョコビッチがさらなる記録へ挑む。

【放送予定】
7月1日(月)~14日(日)WOWOWにて連日生中継※7月7日(日)除く[第1日無料放送]

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(2019年7月13日18時51分)
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