死闘制しズベレフ今季初V

男子テニスのバンク・エリック・ストゥルザ・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)は25日、シングルス決勝が行われ、第1シードのA・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク75位のN・ジャリー(チリ)を6-3, 3-6, 7-6 (10-8)をフルセットで破り、今季初優勝を果たした。

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昨年11月のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)からタイトルを獲得していたなかったズベレフは、前週のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)で初戦敗退を喫していた。

この日の決勝ではファイナルセットのタイブレークで6-3とリードしたが、そこからジャリーの猛攻を受けて2本のマッチポイントを握られる。絶体絶命の状況に立たされたズベレフは安定したストローク戦でミスを誘い出し、2時間35分の死闘を制した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはズベレフのコメントが掲載されており「とてもタフな試合だった。彼(ジャリー)は攻撃的なプレーしていた。サービスも強かったし、どんなボールも打ってきた。どちらへ転がってもおかしくない試合だった」と振り返った。

「いいプレーをすると、タイトルは気にならなかった。自分のリズムさえ掴めれば、世界のトップ選手の1人になれるのは分かっている。今週の大会は確実にそう思わせてくれた」

26日に開幕の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に第5シードで出場するズベレフは、初戦で世界ランク55位のJ・ミルマン(オーストラリア)と対戦する。

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(2019年5月26日10時40分)
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