男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は２３日、シングルス２回戦が行われ、第４シードのＲ・フェデラー（スイス）が世界ランク４６位のＲ・アルボット（モルドバ）を4-6, 7-5, 6-3の逆転で破り、２０１７年以来２年ぶりの初戦突破を果たした。

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上位３２シードは１回戦免除のため、この日が初戦だったフェデラーは４度のブレークチャンスを活かし切れずに第１セットを落とす。第２セットは互いにブレークを許さずに進むも、第１２ゲームでフェデラーがこの試合初のブレークに成功しセットカウント１－１に。ファイナルセットは第８ゲームで先にブレークすると、そのリードを守り初戦突破を果たした。

３回戦では世界ランク１０３位のＦ・クライノビッチ（セルビア）と対戦する。クライノビッチは２回戦で第３０シードのＳ・ワウリンカ（スイス）を逆転で下しての勝ち上がり。

一方、今年２月のデルレイビーチ・オープン（アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250）でツアー初優勝を飾った２９歳のアルボットは予選２試合を勝ち抜き本戦入り。１回戦では世界ランク５０位のＭ・エブデン（オーストラリア）の途中棄権により２回戦へ駒を進めていた。

同日には第６シードのＫ・アンダーソン（南アフリカ）、第１３シードのＤ・メドヴェデフ（ロシア）らが３回戦へ進出。第９シードのＭ・チリッチ（クロアチア）、第１０シードのＫ・カチャノフらは２回戦で姿を消した。

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